民主の森の物語

 朝日新聞の天声人語に、カブトムシ(菅)とオオクワガタ(小沢)の戦いと比喩していた。よく言ったものだ。まさに、一般昆虫から進化したカブトムシと森を牛耳る影の実力者であるオオクワガタの一騎打ちである。しかし森にはもうひとつ、伝書鳩という脇役がいる。

 この脇役の伝書鳩は不思議な鳥である。3ケ月前にオオクワガタと抱き合い心中したのもつかのま、今回はカブトムシとオオクワガタの仲介を買って出た。あの抱き合い心中は何だったのか。

 さらにこの伝書鳩、仲介を買って出たにもかかわらず、対決のお膳立てをしただけでロシアに飛び立った。そして、ロシアから越冬してくるやいなや、カブトムシを支えるとしていた伝書鳩がなぜか今度はオオクワガタの応援に回ると言い出した。まさに宇宙人ならぬ宇宙鳩のような不思議な鳥である。さらに、民主の森まで焼いてなるものかと最後まで談合の手配までする。伝書鳩の羽ばたきで消える火種ではなかろうに。 

 オオクワガタは強面だが、実は怖がりで危険を感じると巣に隠れる。隠れることで威厳を放つ。臆病だから、決して自身の手は汚さぬ。周りの虫どもを派遣する。そして、失敗すれば自身の責任じゃないと。目的のためなら手段は選ばない。自尊心が虫一倍に強く、森の昆虫どもに後押しされないと出てこようとしない。それなのに、我に力ありと強がる。オオクワガタにはかって隣の森を焼いたロッキードのくすぶりの匂いが消えぬ。

 一方のカブトムシは一般昆虫から這い上がった普通の昆虫である。森の厚生を担当した頃はとても潔癖で凛々しい昆虫であった。自壊の念から白装束でひとり森を行脚した頃も好感がもてた。しかし、このところオオクワガタの恐怖に怯えている。オオクワガタに出て来ないでといったり、森の将来備蓄を上げようと宣言したり、すこしそそかしい。

 ともかく、民主の森を2分する壮絶な戦いが始まった。周りを群れ飛ぶカナブンの羽音はブンブンブンと分裂を予感さす。しかし、やるからにはガチンコ勝負を期待するが、国民の思い、厳しい経済情勢とかけ離れた民主の森の争いであることには違いはない。
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