告白

 久しぶりに映画を見た。不謹慎にも兄の手術中の合間に見た「おくりびと」以来である。シニアナビ友「しあわせさがし」さんのブログに触発されて「告白」を。60席あまりの小さなシート。隣席のポップコーンの音が少し気になったが、館内は概して落ち着いた雰囲気である。割合に若い人が多く、私のようなシニア割引の人は少ない。
 さて、乱れた教室風景の冒頭から始まった内容は少しホラーな感じもする。見終わって強く感じたのは、一体、この作品は何を主張しようとしているのかという点である。暴力(悪)に対して暴力(悪)で復讐しても何も残らないということなのか。加害者と被害者の心の葛藤変化を表現したいのか。はたまた、加害者に至る必然性を主張しているのか。いずれにしても、この作品には情念とか執念、葛藤、懺悔、慕情といった細やかな情感が描かれているはずだが、映画では少し無理がある感じがする。
 配役についても考えさせられた。仮に教師の松たか子と容疑者の母である木村佳乃を入れ替えたらどうだろう。その方がむしろ適役であると考えられが、恐らく、監督は復讐の残酷性とソフトで温和な松たか子の意外性を狙ったのではないか。
 それと、あの乱れた教室風景。いくら近頃の学校が乱れているといっても、あれは少しやりすぎではないか。もう少しリアリティーがある方が良いと感じた。
 いろいろと感じた映画であったが、今度は本で読もうと思う

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団塊の世代を突っ走った田舎侍の遠吠えです。聞いてやってください。実話から世評までもろもろですが、一貫して、辛口です。

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