私の「体内時計」理論



 人には日によって好不調がある。体と心の調子が好調なときと不調なときが、ある周期で訪れては、それが繰り返されているように思う。

 プロ野球選手だって、好調なときもあればスランプもある。イチローだって誰だって。投手だってチームだって、好不調の波がある。不調なときに不調なりの投球ができるピッチャーが好投手であり、不調なときにも五分五分程度の試合ができるチームが試合巧者というものである。

 芸術家だって旨く演技できる日とそうでない日があり、サラリーマンだって仕事がはかどる日とそうでない日がある。無論、普通の主婦にだって。共通しているのは、好調なときと不調なとき、本人はその違いを意識することができても、好不調の理由(訳)について自覚がないことである。

 こうした好不調のバイオリズムというのは、恐らく体の中の細胞ひとつひとつ、あるいは細胞が連係した組織が時計を持っているからであろう。時計には体の時計と心の時計があり、体の時計も複雑な系統があり、心の時計にも複雑な系統があり、それらが組み合わさって、その人の全体的な調子のバロメーターになっているのではなかろうか。その体内の「調子のバロメーター」のことを、私は勝手に「体内時計」と称する。

 一方、人間の体に与える外的要因が問題になる。外気の温度、湿度、気圧などの気象であったり、居心地や住み心地、友たちや組織、周囲の状況など。さらには口から摂取する食品や薬だったり、大津波を目の当たりにするなどの視覚的なものだったり、五感を左右する要素だったり。そうした外的な要因を総称して、この場では「外部環境」と称することにする。(名前は勝手に付けただけで、何でもいいのですが)

 人間の好調と不調を決定づけるのは、「体内時計」と「外部環境」の組み合わせではないのかと、私は常々、思っている。つまり、「体内時計」と「外部環境」がともに正のときが良い結果が出せる好調なときであり、「体内時計」と「外部環境」がともに負のときが悪い結果となる不調なときではないのかと。





周期



 たとえば、「体内時計」を免疫力と考えて「外部環境」を空中衛生環境条件と考えれば、両者が負の場合に風邪や病気になり易い。逆の場合、すなわち「体内時計」と「外部環境」がともに正なるときには薬が効きやすくなるなどの効果が期待できる。

 最新医学の「時間治療」なるものも、その結果の応用であろうと思う。癌患者へ抗癌剤を投与する場合、患者の体のバイオリズムを計測して最も効果的な時間に抗癌剤を投与することによって癌が激減するという臨床結果が紹介されている。これこそが「体内時計」(免疫力)と「外部環境」(抗癌剤投与)のマッチングであろう。朝食べるフルーツと野菜が体に良いと言われるが、これも同じ理屈だと思う。

 こうした「体内時計」と「外部環境」のバイオリズムを認識すれば、より快適な生活に変更したり不快な生活を減らすことができるのではと思う。たとえば、人によって脳の活性化に効果的な時間と方法を見つけることができると助かる。朝の散歩であったり、午後の仮眠であったり、夜のトレーニングであったり、学習・勤務時間の変更であったりと。逆に不快な生活を減らすため、早寝早起きであったり、食事時間の変更などによってそれを達成することができる。

 大切なことは、「体内時計」と「外部環境」にバイオリズムが存在することを自覚して、日々、生活することである。そうすることによって、体と心の好不調を自身が監視し、修正、変更することも可能であり、それによって、より快適な人生を送ることができると思う。



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大事な事でしょう

私も最近なにかで「体内時計と薬の効き具合の関係」について聞きました。成程と思って実行に移した事があります。
医者が薬を1日3回毎食後なんて処方しますが、昼に薬を飲む習慣が無いものですから、飲んだ事がありませんでした。
尿酸値を下げる薬は1日1回ですので朝飲みますが、前立腺肥大の薬は1日3回なので朝1錠夕2錠服用していましたが、これからは大手を振って夕食後も1錠にしようと思い始めたところでした。

確かに・・

何をしても駄目な日がありますね。
そういう日は、さっさと寝ることにしています。
反対に、上手く行く日も。

少し外れますが、酒が美味い日と、そうでもない日があります。
体調の良し悪しが原因なのは当然ですが、それと関係ないと思われるような日があります。
大概は、美味しく飲めるのですが。

Re: 大事な事でしょう

爺さん、こんにちは。

> 尿酸値を下げる薬は1日1回ですので朝飲みますが、前立腺肥大の薬は1日3回なので朝1錠夕2錠服用していましたが、これからは大手を振って夕食後も1錠にしようと思い始めたところでした。

医師の言うこと半分程度に聞いています。
基本は、できるだけ飲まないこと。
薬の量は次第に少なくしていって様子をみる。
薬の効果があまりない場合は、時間を変更してみる。
私はこんな風に勝手にしています。
医者だって、わかっていないんですもの。

Re: 確かに・・

吾喰楽さん、

こんにちは。
毎日の献立、楽しみにしています。

> そういう日は、さっさと寝ることにしています。

偉いっ!

> 少し外れますが、酒が美味い日と、そうでもない日があります。

私も毎日旨いと思いますが、
美女が横にいればもっと旨くなります。
(そりゃ当たり前だ)

No title

お日様が
出ているあいだに
行動するのがいい
何万年も
そうやってきた

Re: No title

rippleさん、
こんばんは。

> お日様が
> 出ているあいだに
> 行動するのがいい

実は、あながちそうでもないみたいです。
癌患者に対する抗癌剤投与は夜中が抜群に効果が
あるみたいですよ。

これからいろいろと、わかってくるでしょうけど。

No title

「体内時計」と「外部環境」のバイオリズムを自分でコントロール出来る方法が分かったら、人生楽勝ですね。geoさん、方法発見して教えて・・・

Re: No title

トパーズさん、
こんにちは。
ようやく日常の生活に戻りました。

>geoさん、方法発見して教えて・・・

いえいえ、それは人それぞれですから。
こんな時間にこの薬飲んだら効きがいいとか、
こんな時間にうたたねしたら気分爽快とか、
いろいろ探っていくといいですよ。
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