穀雨(こくう)


桜吹雪のあとの
冷たい春の雨は
地面を悲しい桃色に滲ませる
田畑を曇らせ
遠く野山を煙らせる

儚いと思えば思うほどに
うつろな雨なれど
地面に浸透したその暁は
大地の源に行きつきて
やがて田畑と百穀を潤す

そんな恵みの雨にせんがために
勇気を出して
雨の窪みに足を差し出そう



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穀雨・・・

何と典雅で趣のある言葉でしょう。
日本人の、いにしえからの感性の豊かさに惹かれます。
そしてまたジオさんの感受性が、ますます研ぎ澄まされてきました。
欝と男の涙のせいでしょうか・・・ん?

この芽どきは、詩人が生まれるのですね。

Re: 穀雨・・・

しあわせさがしさん、
こんばんは。

> 欝と男の涙のせいでしょうか・・・ん?

涙は人を強くし、優しくもします。
またこれもいいもんです。

一歩、一歩、改善に向かっています。
「ありがとう」の気持ちを忘れなければ、
大丈夫です。
ありがとう。

No title

窓の外の冷たい雨を憂いを持って見つめられたのでしょうかね。
詩など縁がない私ですから
何とコメしたらいいのか悩みますが
繊細な一面を感じさせて貰うことが出来ました。

Re: No title

チカさん、
風邪どうですか?

> 繊細な一面を感じさせて貰うことが出来ました。

そんな振りしているだけです。
結構これでバリケードなのだ。
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団塊の世代を突っ走った田舎侍の遠吠えです。聞いてやってください。実話から世評までもろもろですが、一貫して、辛口です。

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