年度末



 平成23年度も実質的に今日で終了する。いわば今日が年度末の大晦日である。明治時代から続くこの年度という制度。最初に役所の会計年度が制定されて、学校や企業の多くがこれまで右習えで従ってきた。

 業種によっても違うだろうが、役所と繋がる業種はこの年度の仕切りによって右往左往してきた。とくに公共事業との関係が大きい建設関連業種においては、役所の会計年度を跨ぐ工期が制約されたり、会計年度末に合わせた予算配分に従ってきた。

 ひと昔前まで、といっても、ほんの数年前の小泉以前までは年度末特需に沸いた。役所は会計年度末が近くなると、予算を消化しないといけないから、やたらと発注する。そのため、業者は寝る暇も惜しんで働く。いわば、2月、3月はかき入れどきだった。早い話が、年度末は無駄な公共事業とそれに群がる企業の精算時期でもあった。私も末端の落ちこぼれに群がったひとりであるが。

 それが小泉以降、無駄な公共事業どころか必要な公共事業までも発注できていない。だから、全く年度末の感覚がないのである。大学の秋入学も採用され、年度末という感覚が少しずつ消滅してきている。これも時代の流れだから仕方ないわけであるが、少し寂しい気はする。変えないといけないのは年度末という制度ではなく、自身の気の持ちようであるが。



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お疲れ様でした

私も同様で、先ほど全ての経理関係を処理しました。
売り上げ激減、大赤字決算で寂しい思いも同じです。

Re: お疲れ様でした

爺さんこそ。お疲れさまでした。

私も大赤字で悔しい思いです。
でも、頑張って現役の名残をやりましょうよ。

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団塊の世代を突っ走った田舎侍の遠吠えです。聞いてやってください。実話から世評までもろもろですが、一貫して、辛口です。

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