私のふる里は・・・(2)

山口市は湯の町でもある。
「湯田温泉」と称され、あちらこちらに湯気が立ち込める温泉街である。

開湯は600年前といわれる。白狐が毎夜温泉に浸かっていたところを権現山の麓のお寺のお師匠さんが発見したとされる。田んぼの真ん中から金色のお地蔵さんや、源泉が湧出したことが、「湯田」の名前の由来である。

そんな由来から、温泉街の沸湯箇所にはどこも白狐がいる。

白狐

温泉街にある5箇所の足湯にも白狐がいる。今回は4箇所の足湯をはしごした。

温められた石に身をまかせ立ち込める湯気に、猫もうっとり。微動だにしない。


猫


温泉街の中に中也の句碑がある。

『しののめの よるのうみにて 汽笛鳴る
こころよ起きよ 目を醒ませ 
しののめの よるのうみにて 汽笛鳴る
象の目玉の汽笛鳴る』

そのすぐ隣に、やはり湯田温泉にゆかりがある種田山頭火の次なる句碑が並べられているが、その対照的なアンバランスがおかしいのである。

『ちんぽこも おそそも沸いて あふれる湯』

やはり私はどちらかといえば、中也より山頭火の方がお似合いかも知れない。


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No title

山頭火も山口の人でしたか?
この年齢になると、山頭火の句が心に染みますね~
貧しい何も持たない暮らしの中で、訪ねて来てくれた友人と強か酒を酌み交わし、寝入ってしまった寒そうな客人に、掛ける布団も無く、自分の褌をその客人の首に巻いてやった、という心温まる??エピソードを、なぜか強烈に覚えています。

一人はやっぱり淋しい・・・・・と、今、樹木きりんさんがCMでやっていますね~~

Re: No title

ミルフィーユさん、こんばんは。

> 山頭火も山口の人でしたか?

彼は今の新山口あたりの出身です。

これに金子みすずを加えれば、
タイプの違う詩人三人衆ですね。

> 貧しい何も持たない暮らしの中で、訪ねて来てくれた友人と強か酒を酌み交わし、寝入ってしまった寒そうな客人に、掛ける布団も無く、自分の褌をその客人の首に巻いてやった、という心温まる??エピソードを、なぜか強烈に覚えています。

あっ、そんなとこ似てますね。
嘘です。
貧しいとこと酒好きなとこは似ていますが、
私はさっさと自分だけあったかくして寝ます。

> 一人はやっぱり淋しい・・・・・と、今、樹木きりんさんがCMでやっていますね~~

寂しいですか?
ひとりが寂しいというのは、形態的なものだけではないでしょうか。
ほんとうの寂しさというのは・・・・・
やめましょう。

No title

お正月に帰郷されたんですね。
足湯のはしご・・・いいなぁ~♪
大学時代、萩のお寺で合宿しましたが、温泉のことは
知らなかった。返す返すも残念です。
写真の猫が、温泉熱で温まった石の上に、気持ちよさそうに
寝ているのをみて、一瞬猫になりたいと思いました。

Re: No title

トパーズさん、おはようございます。

> お正月に帰郷されたんですね。

はい。久しぶりでした。

> 大学時代、萩のお寺で合宿しましたが、温泉のことは
> 知らなかった。

あの~、萩と山口では離れてます~。

> 写真の猫が、・・・・

ほんと、猫になりたいです。

では、続きも見てくださいね。
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団塊の世代を突っ走った田舎侍の遠吠えです。聞いてやってください。実話から世評までもろもろですが、一貫して、辛口です。

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