祝:ドラゴンズ優勝

 
 我が中日ドラゴンズが一昨日、やっとの思いでセリーグ・ペナントリーグの制覇を決めた。10ゲーム以上のゲーム差をひっくり返しての逆転優勝である。しかし、最後は難産であった。それもまた、中日らしいといえば中日らしい。昨日は祝杯による後遺症が残った一日であった。

 野球に興味のない方からすれば、「たかが野球」と冷ややかに思うだろう。しかし、野球ファンには誰しも、それぞれにファンとしての歴史があり、球団に対する思い入れがあるというものである。私とて、なぜ広島にいながら中日なのかと、そのわけを話せば長くなる。中日の選手との秘話を話せばもっと長くなる。

 野球は9人でやるチームプレーである。個々の技以上に組織力が重要である。仮に個の力で優勝できるのであれば、どんな有力選手でも万札で買い取ることができる巨人が万年優勝するであろう。例えば、巨人選手の全年俸額があれば広島カープは3球団位できよう。しかし巨人が必ずしも優勝できない。だから、野球というのは面白いのだ。

 野球はピッチャーである。点を取られさえしなければ負けることはない。逆に、点は別に打てなくても取れる。走れば相手のミスを誘う。ボールを見極めればフオアボールとなる。クリーンヒットでなくとも、フオアボールでも振り逃げでもデッドボールでも、出塁に違いない。大きなホームランはあった方がいいが、なければないでよい。それよりも、つながりと連携が重要である。ホームランバッターばかりを揃えても勝てない。小回りと足と犠打と選球眼があればよい。

 野球はキャッチャー、ピッチャー、センターの軸がしっかりしていなければならない。とくにキャッチャーは司令塔としての役割は大きい。その点で、中日には谷繁の存在が大きい。ゴルフのスイングでも他のスポーツにおいても軸は重要である。軸がブレてはどうにもならない。

 落合監督は個人的には好きではない。しかし、彼の厳しい指導には舌を巻く。とにかく休みがない。12球団一といわれる練習量がバックボーンにある。これほど苦しい練習を積み重ねて勝てなかったら仕方ないという自負が選手全員にある。

 コーチングスタッフの起用に落合監督の信念がみえる。中日OBをあえて入れない点である。子飼いを登用しないで、わざわざ外様を入れている。この点が星野との違いである。すなわち、身内からくる甘えを遮断している。仲良しクラブでは勝てないことを知っている。これはなかなかできるものではない。フロントとの対立はこの点でも烈火した。その結果、ペナント優勝監督をあえて辞任させなければならない結果を招いている。

 たかが野球である。されど、人生にも繋がる。基本(人生設計)が大切であること、軸(根底の理念)が大切であること、連携が大切であること(一人では生きれない)、身内のほころび(近い身内よりも遠方の友)、日夜の努力(日々の精進)が大切であることなどである。

 最後に、大阪の雪之丞さんをはじめ、こよなくタイガースを愛するタイガースファンの方々に来年へのエールを送りたい。
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