やはり、何かがおかしい

 人それぞれに主義主張があって良い。国民一人ひとり、政治への思いもまちまちであって当然である。政治家や政党、政策の好き嫌いがあってしかるべきである。だから、そのことをここで議論するつもりはない。しかしはっきりしていること、そして決して忘れてならないのは、ただひとつ。この国は国民が選んだ国会議員による議会制民主主義の国家であるということである。

 野党側から提出された内閣不信任決議案は反対多数で否決された。これこそが、否、これだけが、直近における議会制民主主義による決定事項である。退陣について口約束したとかどうだとかは、国民にとって預かり知らぬことである。だとすれば、現内閣は信任されたということである。そのことだけは間違いない。

 にもかかわらずである。いつ退陣するのかと迫るのは、一体どういうことか。一定のメドがついたらと言う総理に、今月一杯で辞任しろとかどうとか言うのは、おこがましいを通り越し、議会制民主主義を冒とくした行為である。

 そこに大連合の話である。第一、何のための大連合なのか。復旧・復興に限定した大連合だというのであれば、それもおかしい。スピード感をもって復旧・復興に関わる法案を立法化するのが目的であれば、別に大連合する必要性はどこにもない。菅内閣のもとに、野党がそのことに限定して全面的に協力さえすれば済むことである。菅だから協力しないと言う。ではなぜ菅だと協力できないのか。他の者とどう違うのか。

 第一、政策のすり合わせもなく大連合を結ぶこと自体がナンセンスである。民主党がバラバラなら、自民だって今でこそ野党だから目立たないが実態はバラバラである。大連合するなら政界再編が先だろう。いずれにしても、内閣不信任決議案が反対多数で否決された以降の動きは全く国民不在である。

 あまり語られていないことだが、自民党議員を中心に今、急速に地下原子力発電の構想が練られている。原子力行政を継続するのか、一端、中断するのか、撤退するのか、今まさに試金石である。これはこれからの補正予算にも大きく関係してくる。なぜ菅では駄目なのか、原子力行政の岐路にその答えがあると思われてならない。

 再度、繰り返す。内閣不信任決議案は反対多数で否決されたのである。これだけが国民の預かり知る事実である。
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No title

>いつ退陣するのかと迫るのは、一体どういうことか。一定のメドがついたらと言う総理に、、、、

そう思っている一般人(常識人)は
沢山いると信じています。

>何のための大連合なのか、、、
これも同じく何のためなのか疑問です。

最後に書かれたような事もあり得る話ですね。
もし、管さんでなかったら浜岡も停止になっていなかった
かも知れません。

Re: No title

maiさん おはようございます。

> >いつ退陣するのかと迫るのは、一体どういうことか。一定のメドがついたらと言う総理に、、、、
> そう思っている一般人(常識人)は
> 沢山いると信じています。

私もmaiさんも常識人でよかったです。

> 最後に書かれたような事もあり得る話ですね。

必ずあります。

> もし、管さんでなかったら浜岡も停止になっていなかった
> かも知れません。

浜岡停止が菅降ろしのきっかけです。
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