元気をくれる赤
朝方、会社の駐車場にいつものように車を止めて、ふと朝日が差す方に目線をやる。すると、駐車場隣の庭に、見るも鮮やかな赤い花が点々と咲き乱れているではないか。何と見事な真っ赤な薔薇だろうことかと、恐る恐る近づく。すると、なんと赤い花ならぬ赤いブラシであった。小さめの洗車ブラシを赤色スプレーして、ツゲの樹の枝に一杯くっ付けたような異様な樹である

生まれてはじめて見るこの花、早速、調べると、その名は何と、「ブラシノキ」であった。なんだ、そのまんまじゃないか。おまけに東にある。この「ブラシノキ」はオーストラリア原産の木だそうだ。赤いブラシの毛のように見えるのは「おしべ」なんだとか。別名「カリステモン」はギリシャ語で「美しいおしべ」という意味らしい。おしべの先に金色の花粉をつけることから、和名は「金宝樹」と呼ばれる。
それにしても、この「ブラシノキ」は赤いおしべに勢いがある。女神の太陽に向かって四方八方、おしべが思い切り手を伸ばしている。まるで若い頃の私にそっくりである。屈託のない南国風の雰囲気も心地よい。「見て、見て」と自己主張している。何と言う単純な美しさであろうか。赤は元気をくれる。そういえば赤い勝負パンツ、最近では使い道がなくてしまったままだ。
暗いニュースで私が愚痴っている間にも、すぐ隣で、こんなに屈託なく咲いて叫んでいたのだ。「あまり考えすぎない方がいいよ」「なるようになるさ」「自分を主張しなさいよ」「ぱぁっーとやろう!」って。今日は隣の元気をいただいた。

生まれてはじめて見るこの花、早速、調べると、その名は何と、「ブラシノキ」であった。なんだ、そのまんまじゃないか。おまけに東にある。この「ブラシノキ」はオーストラリア原産の木だそうだ。赤いブラシの毛のように見えるのは「おしべ」なんだとか。別名「カリステモン」はギリシャ語で「美しいおしべ」という意味らしい。おしべの先に金色の花粉をつけることから、和名は「金宝樹」と呼ばれる。
それにしても、この「ブラシノキ」は赤いおしべに勢いがある。女神の太陽に向かって四方八方、おしべが思い切り手を伸ばしている。まるで若い頃の私にそっくりである。屈託のない南国風の雰囲気も心地よい。「見て、見て」と自己主張している。何と言う単純な美しさであろうか。赤は元気をくれる。そういえば赤い勝負パンツ、最近では使い道がなくてしまったままだ。
暗いニュースで私が愚痴っている間にも、すぐ隣で、こんなに屈託なく咲いて叫んでいたのだ。「あまり考えすぎない方がいいよ」「なるようになるさ」「自分を主張しなさいよ」「ぱぁっーとやろう!」って。今日は隣の元気をいただいた。
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