余震論議Part3

 昨日夕方17時16分、福島県通りを震源とする震度6弱、M7.0の地震が発生した。地震の規模(マグニチュード)からも、この地震はれっきとした大地震に相当する。この地震についての気象庁の発表。「この地震は3月11日の地震の余震である」との前置きから始まった。そして直後の17時17分と26分に、各々M6.0とM5.6の地震(震度はいずれも5弱)が発生した。この地震について気象庁は「3月11日の余震の余震である」と発表した。

 なぜ、気象庁はここまで「余震」という言葉にこだわるのか。そして、私もなぜ「余震」にこだわるのか。それは、気象庁の保身の姿勢があからさまであるからである。

 そもそも、気象庁の地震に関する任務の大きな柱は地震予測にある。「余震」という言葉を使うことによって、彼らは地震予測の責任を免れるのである。すなわち、「余震」という言葉は彼らにとっての「免罪符」なのである。

 もう「余震」の論議は終わりにしよう。国民にとっては余震だろうが余震でなかろうがどうでも良いのである。国民にとって最も知りたいのは、この群発地震のメカニズムとそこから推察される地震の将来予測である。政府の地震調査委員会が昨日ようやく開催され、従来の地震予測を見直す方針を明らかにした。まったく対応が遅いの一言である。3月11日の地震直後から復旧と平行して進めるべきであろうに。

 地震はあるプレートで発生するとその直後に同じプレートで小規模の余震が発生する。同じプレートで発生したと思われる震源データからプレート(面)を3次元で求める。この作業をシュミレートしながら繰り返すことにより、震源という点のデータから3次元の面の組み合わせ解析が可能となる。地震をもたらしている面の組み合わせ(断層面の組み合わせ)が想定できれば、各々の震源のエネルギーデータから応力伝播のメカニズムがわかり、将来の予測が可能となる。このような作業を至急行うべきである。
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No title

きよしさま又一つ教えて下さい。
私は阪神大震災の時に新聞で「群発地震の起きる時が来た」と読んだと記憶しているのですが、言葉が違うかもしれません。
 私は聖書の黙示録でそのことをよく読んでいましたから、、「アア、その時が来たのか、、、」と思いました。
今はただ祈るばかりだとは思っていますが、きよしさまはそのことをどう思われますか。

Re: No title

dorucasuさん

3月11日以降の一連の地震は明らかに群発地震と考えます。
その収まりは神のみぞ知っていることなのでしょう。
どのような知識と技術でもってもわかりません。
今はただ祈るばかりでしょう。
人間の力は自然の前には無力同然です。
近年の人間の英知によって、人間は自然を統治したと勘違いしているのです。
人間の驕りが今を招いたと考えています。

No title

 今の地震学者・研究家達は東電・官僚・政治家と同じです。
反省してもらいたい。

No title

>まったく対応が遅いの一言である

それで飯食っていけるんだからパラダイスです
民間企業が対応を遅れると潰れます

>この群発地震のメカニズムとそこから推察される地震の将来予測である

私も知りたいです
東北・関東大震災においてこれだけ地震が起きると、今言われている東海・南海・東南海連動型地震につながりはしまいかと心配しています

ギャラリーの画像に拍手ありがとうございます。

No title

きよしさま。(∂-∂*)オハヨ♪
姫です(ミー子)

勉強不足で会話に加われないっす(謝)
でも、言えることは日本は紛れもない
「地震大国」そこに住んでる私達、明日はわが身
自分の命は(人に頼らず)自分で守るという日頃の
意識と心掛けと知恵でしょうか。仰るように
自然の前に人は「謙虚であれ」ですね!!

Re: No title

ミー子姫さま、おひさしぶりです。

ごめんね。硬い話ばかりで。
あれ以降、日常のことが書けなくなっています。
もう少ししたら、戻します。

> 自然の前に人は「謙虚であれ」ですね!!

私も反省してます。
驕りがなかったかと自問自答してます。

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