余震論議Part2

 余震に関わる気象庁や地震学者の発表・論評は、国民の生命に関わる非常に重要な情報源である。にもかかわらず、その内容はあまりにひどい。非論理的であり、節操がないばかりか、どこか、うすら事の軽い内容には真摯の微塵も見受けられない。

 余震確率に関する気象庁発表のおおまかな推移の変化を振り返ってみよう。
○3月11日直後-----M7以上の余震の発生確率は70%
〔その後M7以上の余震はない〕
○4月6日----------今後3日間に震度5強の余震が起きる確率は10%
〔4月7日M7.4(震度6強)の地震発生〕
○4月8日----------今後も同規模の余震やさらに大きい地震が起きる可能性がある。

 これを見るだけで、何といい加減なことかわかる。気象庁は3つの間違いを犯している。
①余震発生確率の根拠を示していない。
②それが当たらなかったことの謝りや理由を示していない。
③新たな事実をもとに、安易に後付けの大幅な予想修正をしている。

 それでは地震学者はどうか。私の知る限りでは3月11日の本震直後に震度5強程度の余震を唱えた学者は多くいたが、震度6強、M7の余震を予想していた学者は誰ひとりとしていなかった。それが4月7日の地震発生以降の見解は、手のひらを返したように見事に違う。

 梅田康弘京都大名誉教授「余震の数が減っても規模の大きい余震が起きることはある.M9の本震だと少なくとも半年はM7級の余震は覚悟しなければならない.」。平田直東京大地震研究所教授「M8級の余震が起こる可能性も残る」。これって、皆、後出しでしょ。

 気象庁にしても地震学者にしても、要するに、わからないのに無理して言うから説得力がないし、理屈が合わない。これじゃ、下手な予想屋に過ぎない。「ほんとうはわからない」と、ひとこと言えば済むことである。「わからないことをわからないと言うことができる」のが学者の資質の要素でもある。再度言う。今のような気象庁専門家や地震学者は要らない。
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Re: No title

dorucasuさん

申し訳ありません。
Part3の
3月7日は4月7日の間違いです。
訂正しておきました。
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