組織と人の盛衰

 読書が大変苦手な私であるが、それでも以下の3冊を座右の書としている。
「エクセレント・リーダー」(T.J.ピーターズ)
「ビジョナリー・カンパニー」(ジェームズ・コリンズ)
「人生心得帖・社員心得帖・商売心得帖」(松下幸之助)

 これら3冊は読んだときにこれだと思い、会社の本棚に飾っている。もう詳細な内容は忘れかけている。しかし、この3冊には人生、企業、組織に対して共通したメッセージを送っているいたように記憶している。

 「エクセレント・リーダー」においては、優良企業の具体例をあげて優良たる所以を示している。例えば、ゴルフ場の低迷期にあって広島の白竜湖カントリークラブは社員総出で塵ひとつないゴルフ場作りを行って危機を乗り越えた、といった話である。不景気であっても伸びる企業はどこにでもあり、その理由があるのだと。とくに優秀なリーダーがいることが条件であると提唱している。

 「ビジョナリー・カンパニー」においては優良企業の生存と飛躍の法則を見出している。逆に、優良企業が衰退する5段階のプロセスをも示している。そのプロセスとは概ね以下のようであった。

① 成功から生まれる傲慢(ごうまん)
② 規律なき拡大路線
③ リスクと問題の否定
④ 一発逆転策の追及
⑤ 消滅

 つまり、少しだけ成功すると傲慢になりがちになり、計画性も見通しもないまま拡大に走る。その途中段階でリスクや問題があることを認識しても修正することがない。追い詰められると苦肉の策で一挙に打開しようとする。そして、破産・消滅するというプロセスである。今の民主党政権に似てますね。

 企業に限らず、家庭でも地域でもどんな組織にも共通する存亡の理由というものがあるであろう。組織に限らず人個人にも共通するかも知れない。「家貧しくて孝子あらわる」「窮すれば変じ、変ずれば通ず」の言葉にあやかり、あくまでも奢ることなく身の回りを見つめなおすことから始めたい。
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