創造力の源

 創造力は想像力とは違う。会話によって相手の人となりを想像したり、自分の将来を想像したりと、想像力は誰でもいつでも勝手にできる。しかし、創造力はそうはいかない。有形無形にしろ何かを作り出さねばならない。根拠が必要である。そして何よりも生産的でなくてはならない。

 すばらしいアイデアや発見をする人がいると、周囲はみな、彼は持って生まれたすばらしい創造力があると讃える。しかし、実際には違う。彼の頭の中に創造力というバッテリーがもともと詰まっているわけではない。その背景には血の滲むような努力がある。彼が努力の末に苦しまぎれに思いついた結果がアイデアや発見なのである。

 我々は自身では何も努力しないで、あの人は先天的に偉いと勝手に判断する。そうすることによって、自身が努力しないことの言い訳にしているのである。創造力とは汗の結晶であることを認識せねばならない。そして何よりも、創造力という成果ではなくて、その基礎となる努力にこそ賞賛せねばなるまい。

 例えば私がある面である人に劣る場合、私はある人より努力が足りていない。逆に、他人にすごいねって褒められた場合、褒められるに足りる努力が私にあったかどうか、反省せねばなるまい。いずれにしても、人は自省と自制の中での努力からしか、創造することができない。
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