CYBER WAR(サイバー戦争)

 我々は、戦争というとミサイルやテポドン、ノドン、核兵器といった武器を想像するが、インターネット空間における「サイバー攻撃」という目に見えない最強の武器の脅威にさらされている現実を常に意識しなくてはならない。

 主なサイバー攻撃には次のようなものがある。
○サイト書き換え-----システムやソフトウエアの穴を利用してサイトを書き換える
○システム侵入--------システムに入り込み、システムを不正に操作できる状態を実現する
○ウイルス攻撃--------ウイルスソフトをネトワーク経由でばらまき、感染したコンピューターのデータを消したりパスワードを盗んだりする
○サイパー・スパイ活動-----ネットワークを通じて情報を盗み出す
○なりすまし-----------他人のIDやパスワードを盗用してネットワーク上で活動する
○フィッシング--------偽りのウエブサイトを使って利用者をおびきよせ、個人情報などを不正に取得する

 ウイルス攻撃は我々のパソコンにおいても日常化しているが、サイト書き換えも頻繁に起きている。先日も「尖閣」という文字が存在するサイトページが中国からの不正侵入により書き換えられている。日本政府各省庁にはシステム侵入の兆候が頻繁に確認されるなど、システム侵入もほとんど日常化している。

 サイバー攻撃をしかけるのは軍服を着込んだ武装兵士ではない。犯人は自分たちが何者なのかなどと名乗ったりもしない。犯人を特定する明確な証拠もない。明確な証拠がない限り、弾劾することは難しい。しかし、そこらの武力攻撃よりももっと危険である。

 国どうしのサイバー戦争になると、さらに深刻である。AとBの国の間に紛争を起こそうと、別の国がA国内からB国内への集中攻撃があったようにみせることもできる。また、ある国のインフラ施設に攻撃があったとしても、誰が仕掛けたのか特定するのがとても難しい。既に米軍は、世界中の多くのコンピューターが中国国内から侵入を受けていると指摘している。実際、中国には10万人ものサイバー部隊が情報制圧にあたっているという。中国、ロシアなどからの攻撃に対処するため、米軍はコンピューター・ネットワーク空間で活動する専門部隊「サイパーコマンド」を先日、発足させたという。

 インターネットの発達とその特性である脆弱性に伴って、我々は一般的な戦争とは別の戦争、CYBER WAR(サイバー戦争)の渦中にさらされている。今、世界が通常の武力による戦争回避のための世界平和を叫んでいるが、CYBER WAR(サイバー戦争)に対する協調をしないと、とんでもないことになる。もしかしたら、世界の平和を脅かす最大の脅威は核ではなく、情報制圧にあるのかも知れない。

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怖いのですね

こんにちは。PCダウンのため、借り物のパソコンからのアクセスです。

そうなんですか・・・
便利に使っているパソコンですが、怖い部分があるのですね。
アマゾンから本を買ったり、調べ物をしたり、その他アメリカのサイトにも登録しています。
主人は仕事に差し支えがあると困るらしく、パソコンの住所録には何も書き入れていませんし、息子にもかなり厳重に注意をしています。
私もブログを始めてから、あちこちと訪問することが増えました。
もう少し注意をする必要がありそうです。

中国は国の広さと同じくらいに怖さも規模が大きいのですね。
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団塊の世代を突っ走った田舎侍の遠吠えです。聞いてやってください。実話から世評までもろもろですが、一貫して、辛口です。

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