ふるさと納税拒否症候群






 そもそも納税というものは、自分が住んでいてお世話になっている地域、起業して利益を得ている地域へ、その恩返しとして収めるのが筋です。ふるさと納税の趣旨を鑑みて少し緩めに考えてみれば、自分が育った地域やお世話になった地域、思い出の地域にお礼の意味から納税する、これもありかも知れません。


 しかしなんですね、何とか牛とか何とかフルーツ、はたまた温泉旅行付きとか、ありとあらゆる手段でふるさと納税を自治体が企画して、目ざとくそれに呼応する国民がいて、あぁ、得のためならなんだってあるんだと、悲しい気持ちになります。


 いえね、そういう私もそれに同調して興じたい気持ちがなくはないですよ。ただね、それが過ぎれればどうなるのでしょ。企画力が優れた目ざとい過疎地にそぐわない巨大なドームが建てられて住民税が安くなり、反対に名産品が少ない都市では自治運営が破綻するということになるのは必定でしょう。自治体運営というものを、国が手のひらで遊んでいるように思えてなりません。


 なんでもお金が動けば経済が闊達になるという考え方は、いかにもあさましく、所詮は姑息なやりかたであり、経済の風上に置けません。物事には筋と道理があり、それによって国や地方の自治や安全が守られていると考えますが、どうでしょう。こんな硬いことを言うから煙たがられるのかも知れませんなぁ。



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団塊の世代を突っ走った田舎侍の遠吠えです。聞いてやってください。実話から世評までもろもろですが、一貫して、辛口です。

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