あなたの家を診断します




広島の大規模土砂災害は人事ではありません。
おなじような地形地質に立地した家は日本中どこにでもあります。

法律が悪い、政治が行政が悪いと責めてもはじまりません。
わが身は自ら守る危機感こそ、今求められます。

もし、自分の裏山が心配だという方がいらしたら
無償で診断いたします。

依頼方法は簡単です。
パソコンからメールにて下記アドレスに詳しい住所をお知らせください。
geotech@dear.ne.jp

資料や詳しい内容などあればもっといいです。

地形図、空中写真、地質図、文献などから
机上で解析して土砂災害に対する危険度を評価して差し上げます。

なお、仕事の合間にしますので少し待っていただくかも知れません。
また、冷やかしの依頼は固くお断りします。

私自身の資格、自己紹介は以下をご覧ください。
http://www.geocities.jp/geotech0208/

(同じ内容をFBにて発信しております)


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もどかしい思い







広島のお膝元で
あんな大災害が起きているのに
地質の専門家であるのに
多くの土石流を見た経験と知識をもっているのに
なにもできないでいる自分
多くの人命が係わった災害だけに
後々の補償が絡むので
許可なく立ち入れない
その事情はわかるが
なんとかならないものか
同じ災害を起こさぬためには
原因究明が第一
その原因究明のためには
災害発生直後の現場検証が最も大切
それももはや時間が過ぎすぎている
まだ多くの不明者がいて
夜を徹しての捜索
その捜索も雨が降ると
二次災害の危険で中断する
では二次災害の危険を誰が判断しているのか
計測ではないデータでもない
見れるものが山容を見ればわかる
私が入山すればもっと的確な判断ができるのに
現場を見ずして専門家と名乗る人が
テレビでいろんなことをおっしゃっている
あの人もこの人も知った人だが
決して専門家とは言えない
私だったらもっと気のきいた
コメントができるのに
当局が許可さえ出せば
身を賭して入山する覚悟があるのに
それすらできない自分が
いまここにある
そして時間はよどみなく流れ
どうしようもないまま過ぎ
日常に業務に淡々と携わっている自分
その自分に矛盾を感じつつも
なすすべもなく
なにもできない自分
あ~制止を振り切ってでも
入山すべきだったのか
過去に災害直後に無許可で入山し
大きなハンデを負ったこともあるだけに
それすらできなかった
雲仙普賢岳の火砕流現場で殉職した
ニュージーランド人の
地質学者の夫妻が羨ましい
できれば私もそのような
死に方をしたいのに
自身の生き方と現実の狭間に
大きな矛盾が横たわっている





角打ち談義







  「角打ち」と言っても知らない人が多いかも知れぬ。とくに関東の下戸は間違いなく知らないだろう。語源は諸説あるらしいが、聞くところによる最も有力な説はこうである。昔、酒屋は計り売りの時代であり、客は徳利をもって買いに行ったもの。持って帰り飲むことに我慢ならず、その場で酒を所望。酒屋も心得たもので計量用の枡で呑ませた。枡の角で飲ませたから「角打ち」と命名されたとか。

 ただ、「飲む」ではなくなぜ「打ち」なのか。これも聞いた話。安兵衛が高田馬場の討ち入り直前に酒屋で枡酒を一升引っかけて、仇打ちに走って向かったとか。そこで枡の角で一升引っ掛けて仇を討つ。すなわち「角打ち」と。これには少々無理がある。

 ま、語源はともかく、私は学生時代からこの「角打ち」のファンである。なにせ安いのが最大の魅力。酒屋の酒を原価で飲めるのだから。だったら買って帰って家で飲めばって?違うんだなぁ、それが。酒の匂いがどっぷり染み付いたどでかい板のカウンターで立ち飲みする、そのいなせな飲みっぷりがいいのだ。つまみは酒屋においてある乾き物でいい。それをくわえてはチビチビやる。そうしてるうちに隣の客と言葉を交わし、そのうち、そこいら辺で意気投合する。角打ちならではの醍醐味なのだ。

 北九州の炭鉱町で始まったというこの角打ち。昭和の時代にはどこの街にもあった。夜勤明けの労働者が朝から角打ちに集う。昭和から平成へと時代は移り、角打ちは次第に消えていった。それが最近また静かなブームとなっている。本場北九州には北九州角打ち文化研究会なるものがある。北九州市には現在200軒もの角打ちがあり、小倉駅界隈だけでも15軒ある。神戸にも角打ち研究会もあるらしい。ここ広島にも、ついに広島角打ち研究会なるものが新たに発足したらしい。

 魅力的な角打ちであるが、角打ちには暗黙のルールというかマナーがある。まず、客だと思って飲んではならない。原価で飲ませていただいているという、ひれ伏した態度が必要。次に、長居をしてはならない。せいぜい1軒の店に1時間程度。次なる角打ちに梯子する。それから酩酊してはならない。酩酊すると他の客の迷惑になり、追い出しをくらう酒屋もある。さらに、政治、経済、宗教などの小難しい話題をしてはならない。こういう話をすると喧嘩になり長居にもなる。

 洒落たバーも綺麗なお姉さんがいるクラブもいいが、私には角打ちが似合っている。ケチだからではない。角打ちには昭和の時代の人間らしさ、泥臭さ、日本人のスピリッツがあるように思えるからである。と格好つけて言ってはみたが、ほんとはただの酒飲みなのです。





広島豪雨災害速報




 昨夜の雨は尋常ではなかった。きっとどこかで災害が発生しているのではと、朝テレビをつけると、案の定であった。それも痛ましい甚大な被害である。

 広島市街地は狭いデルタ地帯。宅地を求めて山の麓へ奥へと開発が進む。災害箇所もこうして開発された新興住宅地である。この周辺は、実は以前から専門家の間では土石流災害の危険を指摘していた箇所である。

 背後の山肌にはガリ浸食を起こした過去の爪跡が多数残る。中でも災害を起こした流域にはガリ浸食跡が多く、ボトルネック状の最も土石流を引き起こし易い流域形状を呈する。  

 この写真は2012年4月撮影のGoogle写真を引用・編集したものであるが、この時点で砂防堰堤の工事が始まっているのがわかり、その真下にまた新しい宅地を開発しているのがわかる。まさにこの後に建てられた新しい住宅がその被害に遭っている。

 現場に急行したが行方不明者が出ている関係から中には入れず。今はただ、行方不明者のひとりでも多くの命が救われるのを祈るばかりです。




広島災害



墓守






 母が亡くなってもう24年になる。そのとき父は死後40年を経過し、墓は遠く郷里にあった。父と母を同じ墓に入れて身近に供養したい。その思いから、母の死後、姉と兄と私の兄弟3人で相談した結果、宮島を望む墓苑に新たに墓地を設けることにした。

 母は旅立ちの身支度として、白装束、瀬戸内寂聴さんの本とかを梱りにしまっていたが、その片隅にお金も残していた。ときどき家政婦会の斡旋で下働きをしては貯めたであろうが、割とまとまったお金だったので、兄弟、顔を見合わせて驚いた。何に使うおうかと考えた末に、母の志を尊重して墓地の購入に当てることにしたが、姉と兄と私の3軒分をまとめて購入しても余りあった。そのときは、姉も姉の旦那さんも兄も兄嫁も、みな同じところに入れると喜んだ。

 昨年末、姉が亡くなったとき喪主である義兄から、遠くの墓に参りに行くのも大変だから墓地を返還したいとの申し出があった。姉の死後、義兄の体は衰弱した上に癌を患っていたので、墓参りどころの話ではない。それに子どもは東京に嫁いだ娘ひとりだから、いた仕方ないことでもあった。義兄の代理人として墓地返還手続きを行い、3軒分の墓地の1/3を更地にして管理事務所に返還した。

 比較的結束が固い兄弟3人であり、当時は一緒の墓地にとの思いがあったのは事実である。しかし、時を経て、お互いに歳をとり、病気もすると、その思いは薄れてくるのもまた現実である。第一、3軒分の墓の守りを誰がするのかといっても、男の子は私の息子たったひとりである。彼に3軒分の墓守をしろとはとても言えないし、現実的にそれは無理であろう。

 今年の夏は姉の初盆である。3分の2に縮小した墓地で、姉の死を父と母に報告した。帰り際、あちらこちらで、墓地管理事務所に連絡してくださいとの立看板を目にした。墓地返還でお世話になった事務所に立ち寄ると、なんでも連絡が取れない無縁仏が多いと言う。無縁仏の墓石を回収するビジネスもあるとか。

 少子化と核家族化がますます進み、社会の考え方も変化し、この先、墓守はどのようになるのか。墓のマンションに納めて、ボタンを押して、立体駐車場みたいに出てくる位牌に拝むのが主流になるのか。なんだか味もそっけもない世の中になったものだ。姉の初盆に、将来の墓のあり方や死者を悼み想い敬うすべについて考えさせられた。





こざとい者とそうでない者






 大雨のため高知行きの陸路を絶たれ、やむなく福岡空港から空路、高知入りした。空港カウンターにてチケット購入する際、年齢確認できるものはありますかと尋ねられた。そこで初めてシニア割引制度というのを知った。嬉しいような悲しいような。たまたまカウンター嬢の好意的な対応によって割引の特典に甘えることができたが、知ると知らないでは大きな差となる。

 高速道路の割引制度は、年によっても季節によっても曜日によってもコロコロと変わる。今では通勤割引もなくなっているし、土日祝日割引も大きく変化している。日頃からネットで割引状況をよく確認しておかないと、そんなはずじゃなかったとか、大きな損失を受けることになる。また割引制度の変更に伴って、人の動きも物流もその都度、変更を余儀なくされている。

 航空運賃、鉄道運賃、ホテル料金などすべてがネット予約の時代である。料金は利用する曜日や何日前の予約かによっても、セットやタイプによっても大きく変動していて、よほど綿密に調べて購入しないと損をする。ネットをしない人はそもそも割引内容すら知る由がなく、しかもネット料金よりも割高の料金を支払っている。

 ふるさと納税という制度がある。自分の愛するふるさとに納税するのかと思いきやそうではない。「ふるさと」も「納税」も名ばかり。要するに自分が住んでいるところとは別の自治体に寄付をして、寄付した分が税金から控除されるという制度であるが、寄付した自治体からのお礼の品が味噌である。

 ふるさとでない町に寄付をする。ふるさとではないが、ふるさとのように想ってるかというと、それがそうではない。寄付の見返りにお礼の品をいただくのが目的化している。まず自治体のお礼の品々を比較して品定めして、欲しい品を提供する自治体に寄付をして商品を送ってもらう。人によっては調べに調べ上げた上、複数の自治体に寄付をして効率的に欲しい品々を得た上、賢い税金控除をするという。 

 この世の中、すべからくこうである。ネットをしない人、正直者やまっとうな人間が大損をして、ネットを駆使して調べ上げるなど、こざとい者が得をする世の中になっちまった。ふるさと納税は地方の活性化や地方重視の政策というが、「ふるさと納税」は名ばかりの偽りの政策である。真にふるさとを想いふるさとに貢献する人を尊ぶといった心の政策はないものか。

 変動的なネットによる予約や料金設定によって人の動きが大きく変動させられる時代。ふるさと納税に象徴される、こざとい政策が後を絶たない。ネット難民やまじめな者が憂き目を負い、こざとい者が得をする時代。こういう現代社会に辟易するも、自身も時代の流れに乗ってこざとさを持ち合わすという自己矛盾を感じるところである。願わくば、こざとさに関係なく、誰もが同じサービスを受けることができる、安定的な世の中になってもらいたいものである。




雨に弱い国土





 この記録的大雨で西日本の鉄道も道路もズタズタの状態である。たまたま明日、高知に行く予定だが、土讃線が運休、高知道も災害で交通止め。そこで思い立ったのが、広島から新幹線で新大阪、伊丹空港から高知空港のルート。これど名案とさっそく運行状況を調べたら、満席。そこでウルトラの広島・羽田・高知ルートを調べたが、これも満席。誰も考えることは一緒だ。結局、四国に何とか渡り、高知から一般道で迎えに来てもらうことになった。やれやれ。それにしても四国の雨量は1000mmを超えた。これからも大雨が予想され高知市内全域に避難勧告、厳重警戒が発令。そんな危険地帯にわざわざ出かけるとは、トホホ。仕える身は悲しいねぇ。では、行ってきます。




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団塊の世代を突っ走った田舎侍の遠吠えです。聞いてやってください。実話から世評までもろもろですが、一貫して、辛口です。

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