かくして4月9日を迎えにけり




 我が零細企業のくたびれたパソコンたちは、今日もウーウーと音を立てて頑張っています。古い古いXPという重い家系を背負った宿命の苦戦です。鈍感な上にときどき固まる、まるで出来の悪い学生に似たり。それでも、主はこの子たちが愛おしい。動作が遅くても主に忠実なのです。それに何といっても、主にとってとても使い勝手がいい子たちなのです。

 そのXPたちにとって、運命の日が到来した。XPたちのモニターには一斉に忠告文が出る。「本日をもってサポートを終了します」と。次に「なぜサポート終了?」とある。クリックして読んでいっても、終了の理由に全くなってないのです。さらに「今やるべきことは?」とクリックすると、何のことはない、結局のところwindows8に買い換えなさいという落ちだ。

 前々から予想されたこととはいえ、実際にこの日を迎えると、心中、穏やかではない。XP対策は万全を期してきた。その対策とは、この愛おしいわが子たるXPを見放さないという選択肢である。要するにネットに繋げなければ怖くない。ネット使用は人質機種に限定する。30分毎に自動バックアップをする。こうして、マイクロソフトの陰謀へのあくなき抵抗を続ける。ほんとうのことを言うと、仕事で使うソフト、たとえばAutoCADなどは64ビットじゃ動かないのです。インストールを受け付けないソフトもある。だから32ビットの彼らの力が今でも必要なのです。

 それでもと、万一の事態のことを考えてwindows8を1台だけ導入した。消費増税とサポート終了が重なる駆け込み需要の戦略にまんまと引っかかって。その8を見て驚いた。最近のデスクトップはモニターしかない。モニターにすべて組み込まれている。無論、キーボードと繋がるコードもない。配線1本で電源を入れれば瞬時に立ち上がる。もはやデスクトップとノートの垣根はない。なんだか味気ないねぇ。私にはカラフルなモニターデザインもゲームも便利機能も必要ないのになぁ。

 今はただじっと耐え忍ぶしかありません。この日を迎え、これからなにが起きるやら、戦々恐々の日々が始まります。





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MS社の陰謀


 MS社とはサドマゾ秘密結社のことではなく、言わずと知れたMicrosoft社のことである。そのOSであるWindowsXPが2014年4月9日をもって、MicrosoftOffice2003とともにサポートが終了となる。終了までもう3ケ月を切った。マイクロソフト社からの重要なお知らせにはこう記してある。「サポート終了後はマイクロソフトからのセキュリテイ更新プログラムの提供が受けられなくなります。このセキュリテイ更新をせずにパソコンを利用し続けることは、セキュリテイ上危険であるため、新しいパソコンへの買い替えをご検討ください」と。

 まったくもって、人騒がせの責任放棄としか言いようがない事件である。つまりはXP後にVistaや7や8と進化させた結果、あっちもこっちも面倒見切れなくなったということだが、どうも陰謀説が暗躍する。パソコン業界、電気量販店、SEの情報を総合するとこうである。マイクロソフト社としては、XPのサポートを終了することで7や8への買い替えが画期的に進んで大きな利益となる。同時に、ソフト業界やパソコン周辺機器業界との連係によって莫大な資金を手にすることができる。さらにセキュリテイ更新やアップグレードを専門とする業界との連携もあり、いわばPC関連業界を一手に巻き込んだ利益誘導構想である。

 個人の場合はサポート終了後にセキュリテイホールに嵌ったら、その時点で買い換えればすむが、官公庁や会社はそういう訳にはいかない。今、どこの役所も会社もてんやわんやの大騒ぎ。膨大な予算で買い替え合戦が繰り返されていて、どこも怒り心頭である。ただ、プロに聞くと、よほどのことがない限り、そう滅多やたらにダウンすることはないという。まさに脅しとも言える買い替え斡旋販売が横行している。

 細々と経営する自社はどうするか。サーバーパソコンはXPであり、これからLANケーブルによってPCを繋げているが、こちらもすべてXP。これらをすべて7や8にする経費はない。対策は、最後の最後まで諦めずにXPのセキュリテイ更新プログラムの提供を受ける。リスクを避けるため、サーバーパソコンではネットをしない。ネットもメールやヤフーなど限定したものに制限する。もっとも恐いのは作業中データの損失である。1時間おきに作業中データを別々の外付HDにバックアップする。こうして魔の4月9日を乗り越えようと思う。

 余談ですが、PCをされる方には「履歴書.zip」なるものに注意して欲しい。これは標的型メール攻撃であり、件名、本文、添付ファイル名などに日本語が使われている。「履歴書.zip」という名称の添付ファイルを解凍して得られるWordファイルを開くことで、PCがマルウェアに感染するというものです。 感染すると、Microsoft Office等にリモートからコード(命令)が実行される。脆弱性が存在し悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によってパソコンを制御される可能性があります。この攻撃の特徴は以下のとおり。
(1)メールの件名、本文、添付ファイル名には日本語が使われている。
(2)添付ファイル名は「履歴書.zip」となっており、解凍して得られる
  Word文書ファイルを開いた場合、マルウェアに感染。
(3)問い合わせ窓口へのメールを装うという手口が使われていた
 日本語なので、何気なく開いたWordファイルが「ウイルスだった・・・」ということが起こり得ます。日本語だとしても、安心せず注意する必要があります。




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団塊の世代を突っ走った田舎侍の遠吠えです。聞いてやってください。実話から世評までもろもろですが、一貫して、辛口です。

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