愚かな歴史的会談






 世界が固唾を呑んで見守る。世は、それを歴史的平和の会談だと賞賛する。当人にいたっては、まるでノーベル平和賞に値する偉業をなしえたごとき自画自賛する。


 しかし私は、非常に冷めた白けた見方をしている。疑念と空虚だけが頭をよぎる。全くリアリテイ―のない茶番劇にしか見えないのだ。考えてもみたまえ、つい先ほどまで罵りあっていた仲ですぞ。相手は側近の幹部を平気でさらし首にする人ぞ。血の繋がった兄をも消す首長ぞ。そして、今までの国のありようと欺瞞に満ちた過去の数々を忘れてか。


 非核化とはなにか。全く具体性のない約束は無に等しい。その空手形でもって体制を保障するとは、一体どれだけお人よしなことか。なんともアバウトで能天気な大統領に対して、相手は1枚も2枚も上である。経営の手腕はあっても相手を見抜く力がない。楽観主義者と究極の現実主義者。勝負はこれまでである。


 それにしても、世界各国の首長はなぜその茶番に意見しないのか、なぜ彼に、騙されているのだと忠告しないのか。日本の首長に至っては、なぜ人気取りの拉致にだけ執着するのか。


 約束は破られるためにある。悪魔は細部に宿る。少し時間が経てば、あれが愚かな歴史的会談だったと、世界のみなが気づくことだろう。



スポンサーサイト

いい加減に辞めるべし





 故郷の名高い主宰に苦言するのは忸怩たるものがあるが、それでもあえて「いい加減に辞めるべし」と言いたい。一国の強権なる元首とその妻による全く無防備で不適切な行動、それも民との癒着を露にした行動が、その周囲の人たちに過度の忖度を押し付け、罪なき人を牢屋に入れ、罪なき人を自殺に追い込み、多くの罪なき取り巻きに虚言を強いているのです。


 強権であるが故に、周囲の配慮や忖度が大きいのは当然至極であり、それがために嘘に嘘を上塗りした虚像の泥沼状態を招き、国家は今、完全に停滞して麻痺しているのです。現在の国家情勢を考えると、総辞職という国家の停滞は許されることではありません。しかし、それでも今、真実の不合理を正さなければいけないのではないでしょうか。


 一度失った信頼を取り戻すと誓ったあなたに期待したのが間違いでした。権力者の奢りは脈々と影で蠢いていたのです。考えてもみなさい。煽てられて扇動された人は今牢屋におり、煽てて扇動した張本人は能天気に「いいね」をしているのですから、この不合理はあり得ません。このままだと、新たな自殺者を生むことでしょう。


 あなたは旧来の友のために政治をしているのですか。妻の名誉挽回のために政治をしているのでしょうか。いい加減に辞めるべきだと言いたい。そうでないと、末代の恥となります。国民はみな最初からちゃんとわかっていますよ。誰が嘘を言い、誰が嘘を言っていないか。



小賢しい





  「小賢しい(こざかしい)」とは、広辞苑によると、「①利口ぶって、生意気である ②悪がしこい」とある。普通に「賢しい(さかしい)」だけだと「賢くすぐれている」と褒め言葉であるが、「小」が頭に付いただけで転落する。今をときめく小池都知事の最近の言動を見聞きし、彼女を一言で評してどういう表現がふさわしいかと考えた末、思いついた「小賢しい(こざかしい)」である。


 そもそも彼女はいわば自民の造反者である。その彼女がこちらも民進の造反者と結託し、希望を立ち上げたのである。そこまでは許そう。その希望が、民進からの議員の受け入れにおいて「選別する」と言う。なんとも、「おこがましい」「小賢しい(こざかしい)」話である。昨日できたばかりの造反者の党が、一度は政権を取った経験ある党員を、しかも造反しないで踏みとどまったかつての朋友を「選別する」というのだから。民進も民進である。小池さんの口車に乗って、全員が受け入れられると約束してもらったはずが、踏み絵の憂き目に遭い、おまけに誓約書まで書かされるとは。これでは、名も捨て恥を受け、実のない話である。日本発の女性首相誕生のチャンスを失った原因は、、「選別する」という「小賢しい(こざかしい)」態度に他ならない。


 小池氏は政策の一致を強調するが、どれだけ政策が一致する議員がいるというのか。自民だって、改憲論者から慎重派までさまざま。民進だってリベラルから自民と変わらぬ者までいる。政策といっても結局は数の力。前原さんの「どんな手段を使っても安倍政権を倒す」という意味は、民進を希望がすべて受け入れて、連合の全面協力を受けるという数の論理である。


 小池都知事のパホーマンスと勝負勘にはほとほと敬服する。しかし中味がなにもないのだ。国民はそんなに簡単に騙されませんぞ。希望に期待するは50%以下であり、小池さんは都知事に専念すべきが70%に及ぶ世論調査がそれを物語る。国民の多くは自民に代わる受け皿を欲していた。その乾ききった喉の溜飲が下がる思いも束の間、事態は以前よりも複雑になり、混迷してきた。小池劇場の華やかなデビューと終焉であった。




Xデー







 日本上空をミサイルが飛び超え、水爆実験が繰り返され、いよいよ核を搭載したICBMが実現されようとしている。一歩一歩、しかし急速なスピードで恐怖のXデーが忍び寄っている。


 今回の水爆実験の威力は広島に投下された原爆の三千倍以上と言われている。攻撃対象によって、威力を数十キロトン級から数百キロトン級にまで任意に調整できるとも誇示している。そして、それ以上に最も脅威なのは、朝鮮中央通信が「高い空で水爆を爆発させ、広い地域に超強力なEPM(電磁パルス)攻撃さえ加えられる弾頭である」と明らかにしたことである。


 EPM(電磁パルス)攻撃がなされれば、対象国全土の情報通信機器が機能不全となり、すべてのインフラ機能やレーダーなどの防衛網を停止させ、対象国は核の被害に遭うまでもなく国は消滅する。


 世界は、国連は、「断じて許せない行為」、「最も強い制裁を与える」と強い言葉を発するが、制裁の効果は全くなく、手詰まり状態でいる。そんな中、「北との戦争やむなし」との米世論も台頭しており、万一そうなれば、地球規模の破滅が予想される。


 世界は最初「北にそのような力はない」と見くびって失策し、次に「北の核保有を断じて認めない」と制裁するものの、一切構わず、北は核保有を実現してきた。「北はならずもの国家」と罵声を浴びさせたところで、なんの解決にもならない。


 我々日本人は米国に組した立場で物を考えるから、北はとんでもない国だと思うのである。しかし、そもそも論で考えると、核保有国が核を手放さないどころか削減の意思もないのに、相手国の核保有を認めないというのは、いかがなものであろうか。道理が通らない話である。


 世界の破滅を阻止するために真剣に北と話し合うためには、核保有国が核の撤廃という強い意思をもって、対等の立場で北に向くことしかないのではないかと考える。平和な世界を子供や孫の世代に引き継ぐために、世界の英知をもってこの難局を救うことを祈る。




国家の狂妄(きょうぼう)







 「目は口ほどに物を言う」の諺のとおり、誰が真実を語り誰が嘘をついているのか、国民の目には一目瞭然である。嘘で誤魔化せば、弱気な政治家は眼が泳ぎ、筋金入りの官僚はただただ一点を見つめる。そして発する言葉は、それはデマ、それは単なる私的なメモ、情報操作だと繰り返し、事実を完全否定する。威風堂々の喜平さんと比べるまでもなかろう。


 では果たしてなぜ一国の主たる政治家が手を染めるのか。調べれば調べるほどに奥が深く、煽(あお)った後に退散した政治家と裏切られた民は、共に日本会議、憲法改正、軍国主義で繋がるのである。ひと握りの政治家の話ではない。多くの政治家が絡んでいる。トップひとりが責められている間、火の粉がふりかかぬかと背後の不安げな閣僚の様子が手に取るように読める。


 お膳立てをされてそれに乗った民に落ち度がないわけではない。しかし、最も責められるべきは巨額な国費を投じて不法なお膳立てをした官にある。しかし一旦問題が表面化すると、知らぬ存ぜぬの一点張り。そして最後は本質から反れた案件でかつては信頼した民を立件する。
 

 国家とはおぞましいものである。あるものをないと言い切る。言ったことを言ってないと嘘ぶる。会ったのに会ってないと言い切る。その証拠も握り潰す。裏切り行為を恫喝で脅す。嘘が正義となり、正直に報告した者は責められ、正義感をもって告発した者は永遠に葬られる。仮に道路の石ころを蹴っただけでも、道交法で別件逮捕する。それが国家捜査というものだ。


 狂妄(きょうぼう)とは、「正気とは思えないほど道理にはずれていること」(広辞苑)である。ひと握りの政治家の野望が国家の狂妾(きょうぼう)を招き、日本を危険な方向に導いているように思えてならない。



プロフィール

geotech

Author:geotech
geotechのブログへようこそ!

団塊の世代を突っ走った田舎侍の遠吠えです。聞いてやってください。実話から世評までもろもろですが、一貫して、辛口です。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
blogram投票ボタン
フリーエリア
シニア・ナビ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR