メダルへのそれぞれの思い






 連日の日本人選手の活躍に眼が離せない平昌オリンピックであるが、中でもメダルを獲得した選手の表情は、それぞれにその思いが伝わってくる。


 羽生選手は怪我が完治していないことを最後まで自身の中に収め、それでも怪我を乗り越えて滑り終えたという達成感が満ち溢れていた。怪我が完治していないという事実よりも、それを隠して滑りきらないといけない使命の方がどれだけ辛かったであろうか。それを乗り越えての金メダルは、彼の類稀な精神力と努力の賜物である。神がそれに応えたとしか考えられない快挙である。


 対照的なのが銀メダルの宇野選手である。「最初の4回転失敗に笑えた」の言葉どおり、まだ恐さ知らずの飄々とした態度である。オリンピックやメダルに特別な想いもなく、戦う相手を全く気にせず、欲も何もないあどけなさが残る。そこに彼の伸び代を大いに感じる。


 一番に感動したのは小平選手である。金メダルに最も近いと評されてそれを実行することの凄さに敬服するが、それ以上にうならせるのが彼女の沈着冷静な態度である。金メダルを獲得した笑顔に奢りも誇らしさもない。自然体のあの笑顔は、普段どおりにすれば勝てるという自信の表れである。そして彼女の凄さは、自身の金に酔いしれるのではなく廻りへの気遣いである。次の滑走の邪魔にならないよう、サイレントを観客に求める。銀メダルに終わった韓国選手を励ます。隅々にまで気遣いする態度は金以上であり大いに感銘した。


 メダルを獲得した選手のそれぞれのメダルへの思いを私自身に反映させたい。メダルを獲得した選手も獲得できなかった選手も、凄まじい努力をしてきたことを想うと敬服する。少しでも不遇な環境だと愚痴を言って努力を止めていないか。身体が思うに任せないと自棄になっていないか。自身のことばかり考えて廻りの人のことに気配りしているか。オリンピックを見て、私自身の言動の質を向上させたいと思う。



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ルーツを辿る






 幼き頃、母は私に「長州藩士の子孫だから・・・・・」を繰り返し言った。1才で父親を亡くしたわが子に対する苦渋の励ましの言葉であったろうと、今になってわかる。歌の文句ではないが、正に「ボロを着てても心は錦」を、地で諭したのだろう。言葉だけで長州藩士の子孫を唱えるのではなく、母はときどき私を郷里である下関市の高杉の墓石に連れて行った。同心円状の墓石があり、その中央にあるのが晋作さんだよ、何周目かの、そら、あの墓石があなたの先祖さまだよと。それもまた、母の巧妙な励ましの演出だろう。大きくなってからもそう思っていた。しかしそのことを確認することは、母が亡くなるまでしなかった。そればかりか私は、そのことを真に受けて「長州藩士の子孫だから・・・・」という、人にとってはつまらないプライドであるが、私にとっては大切なプライドにすがって生きてきたような気がする。


 そんなこともすっかり忘れて還暦を軽く飛び越えて生きてきたが、数年前、そういえば私の先祖は誰だろうと、思い立って調べ始めることにした。手始めに、名字由来ネットに頼った。私の姓は「久永」であり、全国でも珍しかろうと思ったが、名字由来ネットよると全国に5100人もいるらしいことがわかった。ただ、山口(長州)と鹿児島(薩摩)に大きく偏っている。さらに名字由来ネットには、「現島根県西半部である石見国村智郡久永庄がルーツであり、清和天皇の子孫で源姓を賜った氏(清和源氏)新田氏流などに見られる」と記してある。


 名字由来ネットをそのまま信ずることはできず、自身の手で調べようと決めた。過去帳から系譜を作り始め、本籍がある下関市役所から謄本を取り寄せ、徐々に先祖を辿った。その結果、私の先祖を文政元年(1818年)まで追い求めることができた。その名は久永千二朗であり、畑勇佐衛門の次女ミワと婚約したことがわかった。しかしそれ以前がわからない。それでは今住む広島市に同姓のどのような方がいるのか調べたところ、広島三越にひとり、それと金箔商を営む方がいることがわかった。


 金箔商を営む方は久永ビルという名のビルを構えていて、その当主にお会いした。そこで、驚くべき事実を知ることになる。久永家代々の系譜を印刷物にしてあった。その先代は紀州(現和歌山県)の友田吉兵衛である。友田吉兵衛は江戸幕府御用達の刀剣商であったが、大奥から久永家の嫁をを迎えることになる。久永吉兵衛と名を改め、それが分かる範囲の久永家のルーツだという。その後、久永吉兵衛は安芸藩浅野家の御用刀剣商人となる。江戸幕府、紀州、大奥、刀剣、金箔と繋がる。これにて、私のルーツを辿る旅は終えることになる。ルーツが誰だろうが、先祖を敬うことに変わりない。




牛乳は完全食品かそれとも毒か





 牛乳は飲めば飲むほど健康によい完全食品だという人と、反対に毒だという人がいて、もうなにがなんだか、私にとって長年の疑問なのです。そこで、「牛乳は毒だ」と主張する人の言い分、反論などを調べてまとめてみた。長文なので最後まで読まなくて結構です。結論から言うと、両者とも明確な臨床実験による根拠をもたないということです。ほどほどに飲んだらいかがでしょうか。



1.「牛乳は毒だ」という主張


〔ホノルル大学客員教授、久間英一郎氏〕

 中高年の方の食養相談に乗っていて、牛乳に対する錯覚(牛乳は、飲めば飲むほど健康によい)がひどく、これは健康上、憂々しきことですので、今回はこの問題について書きます。この錯覚はどこから来たのか。戦後のアメリカの占領政策(日本にパン食を定着させてアメリカの小麦を売りたい)に端を発しています。パン食に味噌汁は合いませんので必然的にパンには牛乳ということになります。また、「牛乳は完全食品だから健康によい」と学校給食に取り入れられたり、保健所・医師がこぞって勧めるに到ってからは、日本人は、「牛乳=カルシウム(完全食品)=骨(健康)」という公式がマインドコントロールされてしまったのです。結論からいってこれは正しくない。


〔久間英一郎氏の後背小児科医(匿名)〕

 後背の小児科医がテレビや新聞で、牛乳を飲むようにすすめているので、ある会合で久間個人的に聞いてみると、「自分はもちろんのこと、自分の子どもたちにも、孫にも一滴たりと牛乳を飲ませない」と言っていたという。

〔宮崎大学教授、島田彰夫氏〕

 牛乳は栄養価の高い完全食品とよくいわれますが、それは間違いです。子牛にとっては完全食品でも、離乳期を過ぎた大人の日本人には一切の乳製品は不要です。牛乳は子牛(生まれた時約50kg)がわずか2~3年で成牛(400~1000kg)になるのに必要な完全栄養食品です。この牛にとって完全食品を人が摂るとどうなるか。一言でいうと、「早熟」と「早老」をもたらす。体は早く大きくなるが様々な病気にかかりやすくなるのです。具体的にいうと、牛乳に含まれる乳糖は、ラクターゼという分解酵素によって分解されるのですが、このラクターゼが日本人を含むアジア人、アフリカ人などの場合、離乳期以降は分泌されなくなるのです。分解酵素がないのに牛乳を飲み続けるとどうなるか。乳類に含まれているカルシウムが吸収できないだけでなく、他の食品から摂取したカルシウムを体外へ排せつしてしまうというデータがすでに1960年代に報告されています。つまり、骨を強くしようとして飲んだ牛乳が逆効果になるというのです。これには牛乳に多く含まれているリン(母乳の6倍)が深くかかわっているといいます。リンは食品の酸性度を示す指標になっているくらいですから、アルカリの指標となっているカルシウムを奪い骨を弱めることは容易に理解できるところです。

〔日本綜合医学会永世会長、沼田勇博士〕

 牛乳はビタミンCを弱める。ビタミンCは骨を健康に保つコラーゲンの合成に不可欠。従って牛乳は骨を弱めるのです。実際、世界一牛乳を飲んでいるノルウェーの骨折率は日本の5倍といわれています。次に牛乳に含まれる脂肪の質が問題です。牛乳の脂肪は、ほとんどが飽和脂肪酸(コレステロールを増やす)であり、これが動脈硬化、心臓病、脳卒中等の原因になりやすくなります。他にも牛乳は、白内障、糖尿病、鉄欠乏性貧血、視力低下、虫歯(歯並び)、自閉症などと深い関係があることが発表されています。

〔国際自然医学会会長、森下敬一博士〕

 牛乳は腸(血)を汚しガンをつくる。

〔米国アルバート・アインシュタイン医科大学外科教授、新谷弘実氏〕

 著書「病気にならない生き方」の中で、“カルシウムをとるために飲んだ牛乳のカルシウムはかえって体内のカルシウム量を減らしてしまう。その理由として、牛乳を飲むと、血中カルシウム濃度が急激に上昇する、体は血中のカルシウム濃度を通常値に戻そうとする恒常性コントロールが働き血中の余剰カルシウムを腎臓から尿に排泄してしまう”と記述している。




2.「牛乳神話に対する反論記事」(作者不明)

 「牛乳はカルシュームが多く、健康によい」という神話は、どうやら捏造された幻想価値にすぎない可能性が大きい。牛乳の蛋白は胃腸に非常に負担をかけるうえに、消化管でスムーズに処理されず、いろいろな毒素をだし、血液を汚していく。特に、牛乳の蛋白質カゼインは、粒子が小さいので、腸の機能が弱っている時には、腸壁を素通りして、血液の中に入っていく。異質の蛋白質を摂り入れたためアレルギー反応が起こる。(本でアレルギー疾患、小児喘息、慢性湿疹が増えている原因として「除草剤の影響」と「牛乳の摂り過ぎ」が考えられる。

 牛乳に含まれるカルシウムは仔牛向けなので、分子が大きく人間には吸収しにくい。牛乳にはリンがたくさん含まれるため、骨のカルシウムは溶け出し、それまで体内にあった同量のカルシウムと結びついて、リン酸カルシウムとなって体外に排泄される。従って、牛乳を飲めば飲むほど体内のカルシウムが減少していく。アメリカで骨粗鬆症が多いのは牛乳の摂り過ぎからだと考えられる。また牛乳の飲み過ぎによりカルシウムが奪われ虫歯になり易くなる。

 骨量測定機器で調べると、牛乳をたくさん飲む人ほど、骨量が少ないことが証明されている。牛の体温は約42℃あるので、人間の体温では固まってしまう。母乳を赤ちゃんの体に注射しても死なないが、牛乳だと死んでしまう。人間の母乳を子牛に注射すると子牛は死んでしまう。仔牛にとっては完全食品であってもヒトにとっては異種タンパクで、体内では毒になる。
小さい時より牛乳をたくさん飲み続けていると、ぜんそく、鼻づまり、アトピー性皮膚炎、潰瘍性大腸炎などをおこすアレルギー体質になり易くなる。知恵遅れや言葉の遅れ、意欲の欠如、カルシウム不足による落ち着きが無くなるなどの精神発達面にも害を及ぼすとの説もある。牛乳の乳脂肪はアテローム硬化を引き起し、心筋梗塞や脳卒中、さらには結腸癌、乳癌、前立腺癌になり易くなる。

 昭和33年、学校給食に牛乳が取り入れられ、それから数年後からアレルギー、アトピー、喘息(ぜんそく)が急に増え始め、10年後から糖尿病、白内障、骨粗そう症、貧血、精神的不安定などの病気が非常に増えている。にがりを含む味噌、醤油を日本人はだれでも食べているため、牛乳の蛋白質が「にがり」で硬化して目の中にたまり、白内障を引き起こす。白内障の最大の原因は牛乳摂取にある。

 牛乳をヨーグルトにするとカルシウムの吸収が良くなるので、乳製品をたまに嗜好品として食べるくらいならそれほど害はないそうですが、子供の頃から毎日飲んでいると(大人でも多量に飲むと)想像以上の害をもたらす。カルシウムの量で見ると、牛乳よりも、野菜や海草に多い。ヒジキ(同量で牛乳の14倍)、わかめ(7倍)、海藻・ゴマ(10倍)、切り干し大根(5倍)、大根の葉(2.5倍)、小魚や煮干し(22倍)など、日本の伝統的な食材で十分カバーできます。
なぜ、こんなに害のある牛乳が「身体に良い完全食品」と無批判に受け入れられてきたのでしょうか? それは、アメリカ人が消費する食品群の第2位を占めるといわれる巨大な牛乳・乳製品業界が、財力にものを言わせて政治的圧力や宣伝攻勢を仕かけてきたからです。上下両院議員の7人に1人がこの業界を支持基盤にしていると言われ、「ミルクロビー」が存在しているのです。アメリカ政府は牛乳の害を知りながら、有名人を使った乳製品業界の大キャンペーンに目をつぶり、実際は事実を隠蔽してきたのではないかと言われています。日本でも同じです。テレビのCMの3割近くが菓子メーカーや牛乳、乳製品メーカーとも言われています。それ故にマスコミも牛乳の危険性は取り上げないという暗黙の了解があるのです。

 さすがに最近は、アメリカの栄養学者の中にも、牛乳や乳製品をとらないように警告している人がいるようです。アメリカで多かった、難病の潰瘍性大腸炎、顆粒性大腸炎などが最近、増えているのは牛乳のせいだと考えられるからです。しかし戦後50年、牛乳神話を信じつづけてきた日本人がどれだけの害を被ったのか、アメリカも日本のマスコミも語ろうとはしません。事実ならマスコミが騒ぐタバコの害どころではありません。今後も上記の記述の真偽について、継続的に注目していきたいものです。
牛乳は身体に良いという“神話”が乳業会社の力もあって、この20年間に造られてしまいました。乳業会社は保健所のスポンサーです。ウソも 100回言えば本当になり、日本人皆が洗脳されてしまっています。

 皮膚科医は患者には毎日ステロイドを処方してますが、自分の娘にはステロイドは絶対に使わせないといいます。薬剤師は抗がん剤は身内には使わせません。明太子工場のおばさんは自分の会社の明太子は絶対に食べません。医者は風邪をひいても風邪薬は飲みません。自分さえ良ければ他人はどうなってもいいという考えが蔓延しています。日本人のモラルは崩壊しました。中国を笑えません。


 


3.「牛乳は毒だ」とするさまざまな意見


牛乳を飲むと骨中からカルシウムとともにリン、マグネシウムが取り出され、ストロンチウム蓄積 (乖離のぶろぐ) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/902.html

牛乳は人間が飲むべきものではない!牛乳がアトピーやアレルギー原因になる!GHQが推進した牛乳
http://www.asyura2.com/13/health16/msg/313.html

牛乳、それでもあなたは飲みますか? (秋場龍一のねごと) 
http://www.asyura2.com/13/health16/msg/160.html

僕が子供に牛乳を飲ませない7つの理由  なんとも恐ろしい日本の牛乳 私は豆乳ヨーグルトにトルコレーズン。
http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/403.html




4.「牛乳は毒だ」に対する反論

〔京都女子大学家政学部食物栄養学科教授、田中清氏〕

 牛乳を飲むと尿へのカルシウム排泄が増加して結局体内のカルシウム量が減るというのは無茶な意見です。もし多量にカルシウムを摂りすぎたとしても、尿中に排泄されるのは過剰な分だけで、それを排泄し終わった時点で、増加していた尿中排泄は元に戻りますから、決してカルシウム喪失は起こりません。栄養素名を変えて例えば、「野菜を摂りすぎると、過剰の水溶性ビタミンが尿に排泄されるので、ビタミン欠乏症になる」とするといかがでしょうか。牛乳悪議論の胡散臭さがお分かりいただけると思います。
 
 生体には、内部環境を一定に保つ恒常性コントロール(ホメオスターシス)機構が備わっていますが、血清カルシウム濃度の異常は生命に関わりますから、とくに厳密に制御されています。海水には多量のカルシウムが含まれますから、海に住む生物はカルシウム不足にはなりませんが、陸上生物は常にカルシウム不足の危機にあり、そのために骨に大量のカルシウムが貯えられています。副甲状腺ホルモン(PTH)・活性型ビタミンDの基本的役割は、血清カルシウム濃度が低下しそうになったときに、それを維持することです。PTHは、(1)骨吸収亢進・(2)腎尿細管におけるカルシウム再吸収促進・(3)(ビタミンD活性化を介して)腸管からのカルシウム吸収促進という機構によって、血清カルシウム濃度を維持します。

 大量のカルシウム摂取により血清カルシウム濃度が上昇したとすると、それによりPTH分泌が抑制されますので、尿細管でのカルシウム再吸収が低下して、尿中へのカルシウム排泄は増加します。しかし血清カルシウム濃度が正常に戻ると、抑制されていたPTH分泌が回復しますので、増加していた尿中カルシウム排泄も元に戻りますから、結局排泄されたのは過剰のカルシウムだけです。牛乳悪議論はホメオスターシスを全く考えていない暴論です。




5.「牛乳は毒だ」に対する公開質問状と牛乳推奨意見

〔前出、新谷弘実氏の著書「病気にならない生き方」に対する牛乳乳製品健康科学会議による公開質問状と会議による牛乳肯定意見〕


① 著書「病気にならない生き方」 105ページで『市販の牛乳は「錆びた脂」ともいえる。』、106ページで『ホモゲナイズすることにより、生乳に含まれていた乳脂肪は酸素と結びつき、「過酸化脂質」に変化してしまいます。』、 108ページで『超高温にされることによって、過酸化脂質の量はさらに増加します。』と述べておられますが、この見解を裏付ける科学的根拠をお教え下さい。

(牛乳乳製品健康科学会議の見解)

 牛乳をホモゲナイズおよび殺菌しても乳脂肪が酸化されることは殆どありません。乳脂肪は他の一般的な大豆油やコーン油などより多価不飽和脂肪酸が十分の一以下と少なく、もともと酸化されにくい脂肪です。また、乳脂肪は牛乳中では脂肪球として存在し、ホモゲナイズすることにより脂肪球は小さくなり、その合計の表面積は増えますが、乳たんぱく質(カゼインやホエイたんぱく質)で被覆され、酸化されにくい形態となっています。
さらに、通常のホモゲナイズや殺菌は、外気と直接触れない工程で行われておりますので、酸化に必要な酸素が牛乳に溶け込むのは難しく、脂肪が酸化する可能性は極めて低い状態にあります。実際、同じ工場の「原料乳」と「ホモゲナイズおよび殺菌したパック入り牛乳」の酸化指標(過酸化物価)を測定した結果では全く差がなく、酸化は認められませんでした。


② 著書73ページで『カルシウムをとるために飲んだ牛乳のカルシウムは、かえって体内のカルシウム量を減らしてしまう』と述べられておられますが、この見解を裏付ける科学的根拠をお教え下さい。

(牛乳乳製品健康科学会議の見解)


 牛乳を飲むことで体内のカルシウムが減ることはありません。体内のカルシウムは99%以上が骨と歯にあり、その他は血液や組織の中にあります。骨と血液中のカルシウムは、ホルモンやビタミン(カルシトニン・副甲状腺ホルモン・活性型ビタミンD)の働きで常に交換されており、血液中の濃度は約10mg/dlに保たれています。飲んだ牛乳のカルシウムのうち、吸収されたものは、からだの血液や組織(大部分は骨、その他は血液・筋肉)に入り、蓄えられます。組織中のカルシウムは体内各組織間でバランスが保たれており、不要な部分は排泄されます。カルシウムはもともと消化吸収率の低い栄養素ですが、牛乳のカルシウム吸収率は高く、日本人の若年女性を対象としたカルシウムの吸収率に関する試験によると、牛乳は40%、小魚は33%、野菜は19%と牛乳の吸収率が優れており、また蓄積率も牛乳の方が高いと報告されています。 多くの日本人はカルシウムの摂取量が、厚生労働省食事摂取基準の目安量に対して不足しており、牛乳は最も有効な食品と言えます。


③ 著書70ページで『牛乳を飲みすぎると骨粗鬆症になる』と述べておられますが、この見解を裏付ける科学的根拠をお教え下さい。

(牛乳乳製品健康科学会議の見解)

 牛乳を飲むことにより骨粗鬆症になることはありません。牛乳・乳製品の摂取を増加させると小児期では骨密度の獲得に寄与し、中高年期では閉経後の骨量減少を抑制することが報告されています。日本人の60歳以上の女性の牛乳摂取頻度と骨の健康状態について調査した報告では、子供の時から牛乳などでカルシウムを積極的に摂る習慣をつけ、最大骨量を増やすことが重要だと述べられています。また、女子栄養大学による中・高校生男女6,000人を対象とした調査では、牛乳の摂取量が多いほど骨量が多いと報告されています。

 さらに、厚生労働省の食事摂取基準では母子保健の立場から、妊婦におけるカルシウムの付加的摂取が望まれています。牛乳を飲むことによりカルシウムの摂取ができ骨粗鬆症の予防に有効であるとの研究が世界中の研究者により報告されています。

 なお、ハーバード大学で米国人7万8,000人を12年間追跡した論文では、牛乳を多く飲むグループと少ないグループの骨折リスクなどについて調査しています。そこに“牛乳あるいは食物起源カルシウムをより多く摂取すると骨折発生が減るという証拠は見出されなかった”とは記載されていますが、牛乳を多く飲むグループが骨粗鬆症になるとの記載はありません。

 ナース健康調査では“1日にコップ2杯以上のミルクを飲んだ女性と1週間にコップ1杯未満のミルクしか飲んでいない女性での大腿骨頸部や前腕を骨折する率は少なくとも同じだった”とは記載されていますが、牛乳の摂取が多いほど骨粗鬆症になりやすいとの記載はありません。


④ 著書73ページで『牛乳を毎日たくさん飲んでいる世界四大酪農国であるアメリカ、スウェーデン、デンマーク、フィンランドの各国で、股関節骨折と骨粗鬆症が多いのはこのためでしょう。』と述べておられますが、この見解を裏付ける科学的根拠をお教え下さい。

(牛乳乳製品健康科学会議の見解)

 前述しましたハーバード大学の論文では、牛乳の高消費量が骨折リスクを下げることはないと報告されていますが、牛乳をたくさん飲むことで大腿部骨折が多いとの報告はなく、骨粗鬆症が多いとの報告もありません。

 北欧の女性では他国と比べて大腿部の骨折が多い傾向にありますが、これは運動の種類・運動量およびカルシウムの体内への吸収に大きなかかわりを持つ日光などの影響があるためで、牛乳が原因とは考えられていません。

 カルシウムの摂取不足が骨折の危険因子であるという研究データは内外で多く報告されていますし、継続的な牛乳摂取が骨折リスクを上げないという報告もあります。日本「骨粗鬆症学会」「骨代謝学会」「内分泌学会」「産婦人科学会」「整形外科学会」などで牛乳・乳製品を摂取することで骨粗鬆症になる、あるいはリスクが高まるという発表が行われたことがなく、「アメリカ骨代謝学会(ASBMR)」「アメリカ骨粗鬆症財団(NOF)」「国際骨粗鬆症財団(IOF)」「世界保健機構(WHO)」でもそのような発表はありません。



⑤ 著書69ページで『牛乳ほど消化の悪い食べ物はないといっても過言ではありません。』
『牛乳に含まれるタンパク質の約八割を占める「カゼイン」は、胃に入るとすぐに固まってしまい、消化がとても悪いのです。』と述べられておられますが、この見解を裏付ける科学的根拠をお教え下さい。

(牛乳乳製品健康科学会議の見解)

 牛乳は消化吸収に優れた食品の一つです。牛乳たんぱく質(カゼイン)は胃の中で酸や酵素により、固まりますがそれにより消化されにくくなることはありません。カゼインは牛乳中ではリン酸カルシウムの関与のもとコロイド粒子として存在し、内部はたんぱく質分解酵素が自由に入れる緩やかな構造を持っており、容易に分解されます。肉は加熱により消化されやすくなるとの理由で加熱して食べますが、その理由はたんぱく質が加熱により消化酵素の作用を受けやすくなるからだと考えられています。

 一方、牛乳中のカゼインは肉のように熱を加えなくとも、そのままの形で消化酵素により容易に消化可能な構造を持つ極めて優れた食品たんぱく質です。食品たんぱく質の消化率を比較したデータによりますと、牛乳は98.8%、牛肉は97.5%、鶏卵は97.1%と主要なたんぱく質食品の中で、牛乳の消化率は最も優れています。


⑥ 著書72ページで『日本ではここ三十年ぐらいのあいだに、アトピーや花粉症の患者が驚くべきスピードで急増しました。(中略)その第一の原因は、(中略)学校給食の牛乳にあると考えています。』と述べられておられますが、この見解を裏付ける科学的根拠をお教え下さい。

(牛乳乳製品健康科学会議の見解)

アトピーや花粉症が単純に学校給食牛乳に起因するという科学的根拠は全くありません。学童期のアトピー性皮膚炎は牛乳などの食物よりも環境要因が悪化因子となっており、学校給食における牛乳の摂取には変化が無いにも関らず、有症率が減少(1992年17.3%→2002年13.8%)していると報告されています。

 一方、花粉症は近年増加していますが、学校給食の牛乳が原因とされる報告は全くありません。乳幼児期にみられるアトピー性皮膚炎や成人の花粉症、アレルギー性鼻炎などが増えていますが、その原因となるアレルゲンは食品ばかりでなく環境の中の花粉・ダニ・昆虫・建材・排気ガス・チリ・埃などあらゆるものに起因しています。


⑦ 著書70ページで『市販の牛乳を(中略)子牛に飲ませると、その子牛は四、五日で死んでしまうそうです。』と述べられておられますが、この見解を裏付ける科学的根拠をお教え下さい。

(牛乳乳製品健康科学会議の見解)

 市販の牛乳を子牛に飲ませても全く安全で、健康に生育し、それが原因で死ぬことは決してありません。生まれてすぐの子牛は母牛の胎盤を通して免疫たんぱく質を受けていませんので免疫成分を多量に含んだ母牛の初乳を一週間ほど与える必要がありますが、その後の子牛に市販の牛乳を母牛から授乳するのと同じように温めて飲ませても、健康に全く影響はありません。実際に、通常どおり初乳を与え受動免疫を得た生後4~18日の子牛を対象に市販牛乳を4~10日間、1日に4リットル(2リットル×2回)給与する試験が行われましたが、哺乳牛には体調に何ら異常は認められず、その後も順調に生育しております。


⑧ 著書75ページで
『ヨーグルトの乳酸菌は、胃に入った時点でほとんどが胃酸で殺されます。(中略)腸まで届いたとしても、はたして常在菌と手を取り合って働くことが本当に可能なのでしょうか。』
と述べられておられますが、この見解を裏付ける科学的根拠をお教え下さい。

(牛乳乳製品健康科学会議の見解)

 紀元前数千年前から利用されてきた歴史的・世界的食品であるヨーグルトの健康効果は海外でも広く認められています。ヨーグルトは乳酸菌が死滅しても、乳酸発酵生成物や菌体成分による健康に対する効果があります。また、ヨーグルトの乳酸菌の中には”生きたまま腸に届く”ことが検証され、効果を発揮するものもあります。

 特定保健用食品として認められているヨーグルトには「○○菌の働きにより腸内細菌のバランスを整えておなかの調子を良好に保ちます」「○○菌の働きにより腸内環境を良好にします」、さらに「○○菌株の働きにより腸内環境の改善に役立ちます」など生菌・死菌を含めた効果が科学的根拠に基づいて述べられています。ヨーグルトや牛乳成分は、腸内善玉菌の代表格であるビフィズス菌などの腸内細菌に利用されることにより、腸内細菌のバランスに影響し腸内で善玉菌が優勢になりヒトの健康に有益な影響をもたらします。




仮想と実体






 ビットコインを始めとする仮想通貨が大流行している。そのきっかけは、世界に先駆けて日本が国として初めて仮想通貨を認めたからに他ならない。今や、一部のコンビニやデパート、飲食店でも使える。


 そんな中で、仮想通貨のひとつであるNEMが流出し、今、大手銀行は火消しに躍起になっている。仮想通貨の盛隆を引き金に、実体経済もそれに引きずられて好調であったものが、この事件を引き金に、一挙に経済が冷え切ることを関係者は一番心配している。


 NEMの流出事件は、ある意味、予想された事態とも言える。NEMという通貨そのものがまだメジャーではない上に、流出した取引所は国が認可した会社ではない。それよりなにより、外部とネットが繋がる状態で取引していたという、もっとも基本的なセキュリテイーがなってないので、被害を受けて当然と言えばいえる。この件をきっかけに、名うてのハッカーが日本の他の仮想通貨を狙いに来るであろうし、それに対して万全の対策を講じなければならない。そのいたちごっこが始まる。


 それは兎も角、ビットコインを始めとする仮想通貨は、いずれにしても成長拡大するのは必至である。手元に何も実体がない仮想の通貨だから、理解し難いのは山々であるが、リスク覚悟の投資という意味では魅力的である。わずかな投資で億を稼ぐ人を「億りびと」と言うらしい。


 仮想通貨について、そんなわけもわからないもの認められんとする輩も多かろう。しかし、初めてテレビが出たとき、我々はまるで仮想の映画だと目の色を変えたと思う。初めて携帯電話なるのものが出たとき、我々は電話線のない魔法の仮想電話機と思ったに違いない。今や、居ながらにして、どんなことも調べられるし、チケットも買えるし、どんな商品だって予約して届けてくれる。こんな時代がくるとは、誰も思わなかった筈である。そう考えれば、仮想通貨だってあり得るし、じきに、現金もカードも持たないで手ぶらで出かけて、顔認証で買い物も旅行もなんだってできる時代になる。


 さて、やがて来る全面仮想の時代に自身を見失わないでどう生きるか、考えてみないといけない。その場合、仮想と実体を区別して考えないといけない。それより、私は今ある実体の整理が先決である。



雪こもごも






 このところ日本列島は大寒波にすっぽり被われ、各地で雪による被害が続出している。中でも首都圏は、大雪によ道路の渋滞、立ち往生、電車の遅れや乗車混雑などで、首都圏全体がマヒして大混乱に陥っている。


 そんな話をしていたら、雪国の友からお叱りを受けた。「ともかく、ちょっとした雪で騒ぎすぎ」「首都圏で雪が降るとなぜあんなに大騒ぎするのか」「そもそも冬は雪が降るもの」などと、冷ややかにあしらわれた。そればかりか、「首都圏の雪のニュースを聞くたびに雪国の人はみな怒っている」とも。


 雪国の人がみな怒っているかどうかは分からないが、雪国の人からすれば、そんな程度の雪でなぜ大騒ぎするのか、こちらはその何十倍もの雪を冬中背負って、それでも黙って生きているのだ。そうした自負がじわっと怒りにこみ上げているのだろう。日頃無口な雪国の人らしい表現である。


 しかし現実に首都圏は大混乱になっており、このことが首都圏の生活のみならず、日本全体の流通と人の流れや株価にまで大きな影響を与えている。だから、大騒ぎしてもやむなしと、雪国でない人は考える。問題は、この程度の雪でライフラインがストップするという首都圏の弱さにある。


 雪国の人と雪国でない人で、雪に対する感じ方が違う。同じように、富める人ととそうでない人、健康な人ととそうでない人など、立場や状況によって人の感じ方は大きく違うものである。違って当然であり、それはそれでいいのだが、違う立場の人のことを誤解したり先入観で見ることが多々ある。


 雪の話のついでに、暑い寒いの話を例にしよう。私は広島に住んでいて、雪国の人から、冬でも暖かくていいねぇって、うらやまれる。しかしそれが違うのだ。西国には床暖房がないのだ。エアコンもすべての部屋にはないのだ。リビングを暖かくしても、廊下もトイレも洗面所も台所も寒いのだ。逆に北海道のお宅に行って寒いと思ったことがない。どの部屋も完璧にセントラルヒーチイングしているからだ。冬の北海道のホテルは暑くて汗が出る。なぜこんなにまで暖房しないといけないのかと女将に聞いたところ、北海道ではお客さまに少しでも寒い思いをさせないのが風習になっているからだと。


 ついでに、広島は雪がなくていいねぇと言われる。とんでもない話である。広島県は中国地方で一番スキー場が多いのだ。九州や関西の各地からスキーヤーがやってくる。自宅から車で45分のところにある山小屋は、冬は凍結対策してクローズしている。水道の元栓も駐車場も全面雪に被われている。何年か前は雪の重さでテラスが崩壊したこともある。広島市内から車で2時間も走ればどこも銀世界。北広島町というところは豪雪地帯で、例年1m以上の積雪である。


 雪や寒さの自慢をしても始まらないが、隣の芝はよく見えるものであり、ほんとはあまり知らないのが隣なのかも知れない。



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