大福餅





 日頃から間食をしない。まして甘いものなど食べない。が、ときには甘いものも食べたくなることもある。


 ある日、大福餅を勧められた。ふわふわの餅の中に餡子がぎっしり。誘惑に負けてついつい口にした。しかし食べた後、包みの裏を見てギョッとした。添加物のてんこ盛り一覧。殺菌発酵乳、液糖、植物油脂、還元水飴、卵白粉末、クロレラ粉末、加工澱粉、膨張剤、乳化剤、増粘多糖類、着色料(カロチン)、グリシン、安定剤(ローカスト)、香料、保存料(ソルビン酸K)、pH調整剤などなど。なんと、食べた大福餅は添加物てんこ盛りの毒饅頭であった。


 田舎の道の駅とかで、近所の方が作った餅が販売されてたりする。そんな餅は、明くる日には少し固くなる。そりゃそうだ、保存料も甘味料も入っていないから。色も甘味もほど良く、いつまで経ってもモチモチ感なんて、無添加でそんな風にはならない。


 考えてみると、スーパーで売られている食品の大半に添加物が入っている。まして、冷凍食品なんて添加物の固まりである。毒にまみれた現代の食品事情にあって、多少は毒も食さないと抵抗もつかないと思う。が、さりとて好んで毒を食することもない。それにインスタント食品や冷凍食品はすぐに飽きるし、どこか身体に受け付けない。多分、添加物が原因だろう。摂取した添加物が蓄積すれば身体に良いわけないし、癌のもとになるのは間違いない。


 農薬漬けの果物や野菜も気になる。せめてと、表面はよく洗うが、中に浸透した農薬まで取り除けない。りんごやレモン、なぜあんなにベトベトする位にワックス塗るのだろうか。こればかりは洗っても取り除けない。それで、栄養価が高い皮を泣く泣く切り取ることになる。


 食器洗いに○○、油もこすらずサラッとひと拭き。そんなことあり得ん。ひと拭きで油が落とせる強力な毒素がなければ。界面活性剤で洗った食器をすすいで完全にぎ取り除くことはできない。食器に残ったごく微小な界面活性剤が体内に取り入れられ、蓄積することによって癌が発症することがわかってきた。


 口にするものの基本の「き」は、なんといっても水である。なんせ人の体の60%は水でできているから。普通に水道水を飲むという無謀なことはしないとしても、それでは飲用水をどう調達するのか。浄水器を付けるとか、飲用水を購入するとかいろいろ工夫しても、どのようなものを選択するかによっても無害の程度が異なる。


 あまり神経質なことは言いたくない。しかし、食品がこれほどに危険な現代において、あまりに日本人は食に対して鈍感ではないかと危惧する。農薬、食品添加物の摂取、不要なサプリメントの飲用が病気をもたらし、一旦、病名が告げられると、不必要な検査漬け、そして薬漬けへと誘われ、それが原因で本当に重篤な病となる。農家、食品会社、薬剤、医師、それぞれの母体の権益を守るための偽りの広告が、健康に対する間違った認識を国民に植え付け、健康の負のスパイラル現象を起している。そしてそのことが何より、日本の社会保障制度の破綻を招いているのである。


 大福餅に端を発した、老婆心の戯言と聞き流してください。




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最近、広島の巷では






 スポーツジムでの会話。

 「日本シリーズやってても、ぜーんぜんおもろーないなぁ。ぶざまな負け方しちゃったもんで」

私「ほんと残念でしたね」

「ラミちゃんの方が短期決戦のやりかた、よーわかっとるわ」

私「投手交代が遅すぎましたね」

「それっちゃ、ありゃあかんわ。あ~来年の春まで楽しみがないのう」

私「でもドラフトで中村君を取れたから良かったじゃないっすか」

「そーじゃのう」


 ま、こんな感じです。広島人は寝ても覚めてもカープ、カープ。他に話題がないのかくらい、シーズン中からCSにかけて年がら年中、熱血漢にカープを語る。スポーツジムのスタッフもスーパーの店員も、いつでもどこでもカープのユニホーム。人生を広島カープに賭けているといっても過言ではない。ところがよそ者の私は、広島にいながらにして大の中日ドラゴンズのファン。でも無用な摩擦はおこしたくないし、できれば仲良く過ごしたいので、ついつい嘘をついてしまう。嘘をつき続けて40年、次第次第にドラゴンズの次にカープを応援しちまっている。


 そんなカープ一筋の連中は、日本一という目標を掲げて1年間を選手とともに戦ってきた。ところが、ところが、まさかのどんでん返し。まさかCSで負けるとは誰しも思っていなかったはず。負けた夜から広島の街は完全に死んだ。熱し易く冷め易いのが広島。「投手起用がおかしい」と非難したり、「2位に10ゲーム差もつけてぶっちぎりで優勝したペナントレース、あれはなんじゃったんかのう」とCSへのうらみ節が出る始末。「まあまあ、ルールはルール、負けは負け」と言いたいところだが、ここはグッと抑えて同調する。


 ところで、マツダスタジアムがある広島駅界隈は再開発で急変を遂げている。古くからの商店街が長年、反対してきたため開発が遅れたのだが、ここにきて一気に解決。高層ビルが次々に建ち、ようやく都会らしくなってきた。連日超満員のマツダスタジアムに加えて観光の外国人が急増し、カープの敗戦とは裏腹に広島駅界隈は活況を呈している。



牛乳は万能薬か毒か







 一般に物の見方には相反するものが存在する。それはもはや世の趨勢であるが、日常生活に深く関わりないことであれば、気にしないでやり過ごせる。しかし、日常生活に深く関わること、とりわけ口にする食品と健康については多くの人が関心を寄せる。


 しかし、その食品と健康に関しても真逆の意見が多く氾濫し、多くの人を悩ませている。その典型が、「牛乳は万能薬である」という意見と「牛乳は毒である」という相反する意見である。この牛乳と健康の問題を例に相反する意見の論点を整理し、我々はそれにどう対処したらいいのか考えてみた。なお、記述は関連する論文および記事から引用したが、出典については割愛していただく。


 まず、正論ともいえる「牛乳は万能薬である」あるいは「牛乳は健康によい」という意見である。“正論ともいえる”と記したのは、我々は小さい頃から牛乳を飲み、それが良いことだと信じてきたからである。この意見の理由をまとめると、概ね以下のとおりである。


体に良い理由① 基本栄養素
 牛乳は約87.4%が水分、たんぱく質が約3.3%、脂肪が約3.9%であり、残りの約5.4%がビタミンとミネラルなどからできていて、人間が必要とされるほとんどの栄養素を含んでいる。また、牛乳はカルシウムが豊富であり、牛乳を飲むと骨が丈夫になる。

体に良い理由② 乳糖の効果
 乳糖は乳幼児の発育にとって大きな関わりのある栄養素である。乳糖は体を支えるエネルギー源として、人間の脳や神経の発達に不可欠である。また、カルシウムや鉄分の吸収を促進したり、体温の維持や腸内の乳酸菌の管理を行う。

体に良い理由③ ビタミン補給源
 手軽に飲める牛乳はビタミンの補給源として役に立つ。

体に良い理由④ 改善効果
 牛乳を飲むことで、肩こり、胃痛、胸焼け、貧血、風邪、不眠などの改善効果があるという。

体に良い理由⑤ 死亡率を下げ寿命が長くなる
 この意見の元になっているのは、「アンチエイジング・バトル最終決着」の著者である坪井一男(慶応大学医学部教授)さんの論文です。全国10万世帯の牛乳摂取量とその地域の死亡率の関連を調査した結果、牛乳を飲む人のほうが寿命が長いという研究結果である。

体に良い理由⑥ 尿酸値を下げる
「尿酸=悪いもの」ではない。尿酸は本来、抗酸化力が高く体内の炎症を抑える大切な物質なのです。ただし尿酸が尿と一緒に排泄されにくくなり体内に蓄積すると、結晶に変化して骨にこびりつき痛風発作という痛みが起きる。1日にコップ1杯の牛乳を飲むだけで痛風の発症率が43%ダウンしたというデータもある(出典:「ためしてガッテン」過去放送)。


 これに対して、「牛乳は毒である」あるいは「牛乳は健康によくない」という意見の理由をまとめると、以下のとおりである。

体に悪い理由① 原理的な問題
牛乳の原料は牛の血液である。したがって、牛乳を飲むということは、違う生き物である牛の血液が人の血液に混ざってしまうことになる。輸血と違ってすぐに症状が出ることはないが、毎日牛乳を飲むことで徐々に体に影響が出てくるといわれている。地球上の生き物で、大人になっても牛乳を飲んでいるのは人間だけであり、自然界ではとても不思議なことと言われている。

体に悪い理由② 異種タンパク質
 牛乳を飲むということは、体内に人間のタンパク質と組成が違う異種タンパク質を入れることになる。異種タンパク質はそのままでは吸収できないので、アミノ酸に分解して無毒化し、人間と同じ組成に作り変えた上で体内に吸収される。つまり、動物性食品でタンパク質を摂取した場合は体への負担となる。

体に悪い理由③ 乳糖(ラクトース)
 牛乳は、日本人の体に合わない食品と言われている。牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする、下痢をするという症状は、乳糖(ラクトース)が原因とされている。乳糖(ラクトース)を分解するにはラクターゼという酵素が必要だが、酵素を体内で作れる日本人は10%程度であり、このことが、牛乳は日本人の体に合わない食品と言われる所以である。

体に悪い理由④ 高カロリー
 牛乳はカロリーが高く、乳製品の摂取による糖尿病や前立腺癌などの因果関係が報告されているようです。また牛乳には飽和脂肪が多く含まれていて、その量は牛乳1本でフライドポテトと同じくらいとされている。

体に悪い理由⑤ 化学物質
 牛乳を良く演出するため、商業用の牛乳には成長ホルモンや抗生物質など大量の化学物質が含まれていると言われている。

体に悪い理由⑥ アレルギーの要因
 牛優はピーナッツに次いでアレルギーを引き起こす要因とされていて、日本人のアレルギー患者の約45%が牛乳アレルギーと推定される。牛乳の種類に関係なく、すべての牛乳には59種類のホルモンが含まれていて、アレルギー反応の要因になっているとも言われている。そして、「牛乳は骨粗鬆症を招く」「給食の牛乳によってアトピー性皮膚炎になった」「花粉症になった」などの意見もある。昭和33年に学校給食に牛乳が取り入れられ、数年後からアレルギー、アトピー、喘息が急に増え始めた。

体に悪い理由⑦ 牛乳は骨を弱める
牛乳に含まれるカルシウムは仔牛向けなので、分子が大きく人間には吸収され難い。それどころか、牛乳にはリンが多く含まれる(母乳の6倍)ため、骨のカルシウムは溶け出し、リン酸カルシウムとなって体外に排泄される。したがって、牛乳を飲めば飲むほど体内のカルシウムが減少する。また、牛乳の飲み過ぎによりカルシウムが奪われ虫歯になり易くなる。牛乳を毎日飲んでいるアメリカ、スウエーデン、デンマーク、フィンランドで股間節骨折と骨粗鬆症が多いのは牛乳の摂り過ぎが原因だと考えられている。昔の日本人は牛乳を飲む習慣がなかったので、骨粗鬆症はなかったとも言われている。骨量測定調査によると、牛乳をたくさん飲む人ほど骨量が少ないことが証明されているという。



 以上の「牛乳は体に良い派」と「牛乳は体に悪い派」の理由を吟味すると、理由が曖昧なものが多い。“--------と言われている”、“--------という”という表現そのものが根拠が明確でないことを示す。また、「牛乳は体に良い派」の「これこれの栄養素が含まれているから体によい」というのは単純すぎるし、「改善効果や寿命が長い」についてもデータの信憑性に欠ける。また「牛乳は体に悪い派」の原理的問題についても、なぜそうなのかという科学的論拠が示されていない。結局のところ、「牛乳は体に良い派」と「牛乳は体に悪い派」の相反する論点は、「カルシウムの効果」に関してである。「牛乳は体に良い派」の“牛乳はカルシウムが豊富であるから骨が丈夫になる”とは単純すぎるので、「牛乳は体に悪い派」の方が説得力がある。




牛乳2




 以上の例のように、相反する意見を目の当たりにしたとき、その論点を整理し、不確実性や信憑性を吟味すれば、相反する意見の根源がどこにあるのかが見えてくる。また、あまりに一方的な物の見方にも注意したい。牛乳の件についても、牛乳が体に良いと宣伝して日本に定着させた理由として、アメリカの畜産農家を守るための政治的圧力だと主張する医師もいるが、それとて、一方的な物の見方であり、それであればその論拠を示さなければならない。


 「牛乳は万能薬である」も「牛乳は毒である」も、どちらも極論と言える。食品に関しては、妄信して極端に過度な摂取をしないこと、いろいろなものをバランス良く摂取すること、そして何より、体に良いものを摂取することより体に悪いものを摂取しないことに限る。そして人の意見を鵜呑みにしないで自身で苦労して調べることが大切である。ちなみに牛乳に関して、私はあまり体に合わないので飲んでいない。代わりに、大人の粉ミルクを通販で購入して飲んでいる。




小賢しい





  「小賢しい(こざかしい)」とは、広辞苑によると、「①利口ぶって、生意気である ②悪がしこい」とある。普通に「賢しい(さかしい)」だけだと「賢くすぐれている」と褒め言葉であるが、「小」が頭に付いただけで転落する。今をときめく小池都知事の最近の言動を見聞きし、彼女を一言で評してどういう表現がふさわしいかと考えた末、思いついた「小賢しい(こざかしい)」である。


 そもそも彼女はいわば自民の造反者である。その彼女がこちらも民進の造反者と結託し、希望を立ち上げたのである。そこまでは許そう。その希望が、民進からの議員の受け入れにおいて「選別する」と言う。なんとも、「おこがましい」「小賢しい(こざかしい)」話である。昨日できたばかりの造反者の党が、一度は政権を取った経験ある党員を、しかも造反しないで踏みとどまったかつての朋友を「選別する」というのだから。民進も民進である。小池さんの口車に乗って、全員が受け入れられると約束してもらったはずが、踏み絵の憂き目に遭い、おまけに誓約書まで書かされるとは。これでは、名も捨て恥を受け、実のない話である。日本発の女性首相誕生のチャンスを失った原因は、、「選別する」という「小賢しい(こざかしい)」態度に他ならない。


 小池氏は政策の一致を強調するが、どれだけ政策が一致する議員がいるというのか。自民だって、改憲論者から慎重派までさまざま。民進だってリベラルから自民と変わらぬ者までいる。政策といっても結局は数の力。前原さんの「どんな手段を使っても安倍政権を倒す」という意味は、民進を希望がすべて受け入れて、連合の全面協力を受けるという数の論理である。


 小池都知事のパホーマンスと勝負勘にはほとほと敬服する。しかし中味がなにもないのだ。国民はそんなに簡単に騙されませんぞ。希望に期待するは50%以下であり、小池さんは都知事に専念すべきが70%に及ぶ世論調査がそれを物語る。国民の多くは自民に代わる受け皿を欲していた。その乾ききった喉の溜飲が下がる思いも束の間、事態は以前よりも複雑になり、混迷してきた。小池劇場の華やかなデビューと終焉であった。




努力と成果





 サントリーの「プレミアムモルツ」というビールがある。正式には「ザ・プレミアム・モルツ」と言うらしい。この夏、お中元にその「プレミアムモルツ」をいただいたのだが、どうにも飲みなれてないため、のしが付いたまま放っておいた。が先日、いつの間にか1本だけ冷蔵庫にあるのを見つけた。「溢れ出す華やかな香りと深いコク」が謳い文句のその高級感漂うビールを恐る恐る口にしたが、さほど美味しいとは思わなかった。その感想を友人に話すと、「なんて失礼!起死回生をかけて頑張って作ったサントリーの人々の苦労を知らないな」と叱咤された。「苦労したかどうかは別として、不味い物は不味い」と内心、思った。


 いつもは、「のどごし」や「グリーンラベル」といった安いビールを美味しく飲んでいる。嗜好の問題だから誰がどれを美味しいと感じるかは千差万別。ただ、価格も関係する。「プレミアムモルツ」を美味しいと思っても手が出ない人もいるかも知れない。私みたいに舌が肥えていない輩もいよう。そこで、どんなビールが売れているのか、ちょっくら調べてみた。 ビール系飲料の売れ筋ランキングの1位は「のどごし生」(キリンビール)である。2005年発売以来11年連続ナンバーワンという。2位以下は、「アサヒスーパードライ」(アサヒビール)、「クリア」(アサヒ)、「一番搾り」(キリン)、グリーンラベル(キリン)、「麦とホップ」(サッポロ)と続く。


 ビールの味自慢はさておき、ここで問題にしたいのは、起死回生をかけて頑張ったとしても必ずしも売れ筋にはならないということだ。努力すれば努力したほど良い成果が生まれるとは限らない。毎日、深夜までバットを振っている野球選手だって、試合で結果が出なければなんにもならない。私の仕事でも同じだと思う。地質を調べて報告書を提出するのだが、時間をかけて丁寧に詳細に作ったと思っても案外、評判が悪いことがある。逆にそんなに手をかけていなくとも、「このポンチ絵分かり易いね」、「素人にも分かるね」と高い評価を受けることもある。また、自他ともに立派な成果が作れたとしても、請求書を見て驚嘆し、客を失うこともある。


 成果が芳しくなかったとき、人は、こんなに努力したのにと嘆く。しかし、その努力は自己満足に過ぎない。顧客が満足する品質と価格こそが正解であり、目的がそこにある以上、それを達成するための努力の方向性を吟味すべきである。無論、顧客の満足を得るための努力は必要であるが、結果として成果が芳しくないということは、努力の方向性が間違っているということになる。努力と成果は比例しない。がむしゃらな努力より賢い努力を選択したい。ただ、ときどきは、成果に直結しないが、とことん追求する努力を遊び心でやっている。




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団塊の世代を突っ走った田舎侍の遠吠えです。聞いてやってください。実話から世評までもろもろですが、一貫して、辛口です。

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